昨日の続き。
鉄道の障害者割引乗車券をオンラインで発券するサービスが始まるらしいが、それを受けるにはマイナ障害者手帳を持っていないといけないのだという。(これは読んでおきたい東京新聞記事)※精神障害者保健福祉手帳を除く
記事にもあるように、
顔写真の背後にヘッドレストが写っていたことなどが理由で、カードの申請自体が却下された障害者もいる
ほか、知的障害が重くて意思確認が困難な場合なども問題があることは昨日書いた通り。ネット予約の類は便利なものだが、門前払いされる人が出てくるのは問題ではないだろうか。新幹線に車椅子専用スペースが付くのはありがたいが、その切符がネットでは買えないのでは誰のためのサービスなのか。
複数の鉄道会社がマイナ障碍者手帳を要求しているというこの話には裏があって、国の方針を忖度した結果であるらしい。まったくもってシャレにならんというか、一部国民切り捨てに突き進むマイナ制度に強い憤りを表明しておきたい。