1/4の続き。
来客や電話で集中力を切られることが少ない年末年始がやってきたので寝室のアンプの側面板二枚と天板を剥ぎ、モード切り替えスイッチを無理矢理開いて接点復活剤をしこたま噴くが症状に変化はない。
そういえば、トーンコントロール周り、あるいはバランスボリュームも疑わしいのであった。
フロントパネルを外し…たが、ボリュームはその中の鉄板に囲まれた部分にあることがわかった。これをバラす場合、周辺の色々な配線を道連れにしてしまう可能性が無視できない上に、ボリュームが密閉型で接点復活剤を噴けない可能性もある。
パネルの表面にはミューティング表示ランプの基板が付いていて、そいつはビス一本で止まっているだけである。うまくいけば、バランスボリュームにだけは接点復活剤のノズルが届く。
開くと、幸いにしてすき間のあるタイプのボリュームだった。噴くと、音質はともかく(未確認の意)とりあえず両チャンネルとも鳴る。
鳴るまでには、スピーカーのリレーを疑い、モードスイッチを疑い、結局数年かけて音を出すところにこぎつけた。
無実のモードスイッチにまでぶっかけてしまった接点復活剤はよくないという話は多いが、ONKYO INTEGRA A-917Fという高級品とはいえタダでもらったアンプだから修理に失敗して元々、ではあるわけである。
おまけ
こいつは電源オフの時でもちょっとずつ電気を食ってるので、電源スイッチを外付けしてある。昔、ACアダプタだのこの手のステルス電気食いだのをスイッチ付タップなどで切るようにしてやったら、ひと月数千円単位の節電になった、