このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

体温計を買う

家電屋でも薬局でも体温計というと品切れ状態が続いている中、行きつけのスーパーに500円程度の安い電池式体温計が並ぶようになった。コロナ禍のせいで毎朝の検温を余儀なくされているが、水銀体温計しか持っておらず、壊したら毒気(水銀蒸気)を吸い込むはめになるのと、少なくとも5分は腋下に突っ込んでおかないと測れないので面倒なことこの上なかったので、一瞬「おっ」と喜んだのだが、注意書きに実測式とあったので、数十秒で測れるタイプではなく5分なり10分なりかけて測定しなければならないものということだ。時間がかかるのは水銀体温計と同じなのに、水銀式と違って電池まで要るとなるとちょっと考えさせてくれと言いたくなる。

それから一週間くらい経った日。買い物が少なかったので家電コーナーに足を伸ばすと非接触式温度計(体温計ではありません)という品と、予測式体温計(2000円くらい)が並んでいたので腋下型体温計を捕獲。出先で受けた検温で測定完了音が聞こえない体温計があったのでそれだけが気がかり。(高音の聴力が無いのは若い頃からで、ヒアリングテストレコードの一万五千ヘルツあたりが、友人には聞こえるのに自分には聞こえなかった。)

しかし、帰宅してテストすると音が聞こえたのでホッとした。

模様替え実施

模様替え実施

外壁工事でベランダのアンテナやら何やらを外せという話もある中、工事開始一日前にしてほぼ手つかず。

今日はなんぼか手を付けなければと思っていたが、この二・三日の朝晩の寒さに震え上がったので、アンテナ待避をほったらかして全く手つかずの衣替えと模様替え(夏→冬)に着手。こたつ出しを除いて模様替えは成功。衣替えは激寒装備を除いてだいたい成功。ただし夏物の洗濯は残っている。

工事業者さんには迷惑をかけることが確定したか、家主もなぁ。せめて一ヶ月前に日程を教えてくれていれば…。

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2009/01/04追記:エントリに直接関わりのないコメントやトラックバックも同様に、このエントリに向けていただけると助かります。

2009/05/16追記:オリジナルの日付は2008/10/10


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パソコンテレビ環境改善

休止やスタンバイからの予期しない復帰は、テレビチューナーの番組表自動取得を抑止することで止まった。

画面の乱れはディスプレイポートの使用をやめることで止まったが、HDMIでテレビを見ようとすると、設定や接続に問題があるとかなんとか言われて視聴できない。ブルーレイレコーダーを起こせば別ディスプレイで見れるが、いかにも面倒である。

そんな時、パソコン市場ショッパーズモールなかま店にUSB接続のチューナー/レコーダーの中古(ジャンク? I/O DATA GV-MVP/VZ)が1500円ほどで売っているのを確認、捕獲した。

値段が値段なのでWindows10非対応だろうとは思っていたが、帰ってからネットで調べると案の定非対応だった。しかし最新のソフトを使うとWindows8までは対応するようだ。Windoes10に対応させられないかと思って色々ググるが良い情報は見あたらない。えいままよとUSBポートに挿してみると不明なデバイスのびっくりマークが付く。8用のものは10でそのまま動くこともあるので、デバイスドライバとアプリをダウンロードしてインストーラーが…起動しない。案の定というかここまでは想定内だ(強がり)。

インストーラーを解凍してできたフォルダの中を掘っていくとINFファイルがあるので、びっくりマークの付いたチューナーを、デバイスマネージャーからドライバの手動更新を試みる。

…あっさり入ってびっくりマークが消える。かわりに俺の頭にびっくりマークが点灯。こんなにうまく行くなんて何かの罠に違いない。引き続き視聴ソフトをインストールするとあっさり入る。何かおかしいはずだと思って試すが、ちゃんと見れるし音声も出る。

キツネにつままれたような、というのはこんな感覚なのだろう。実はまだ疑っているのでしばらくランニングテストを続けるつもり。

裁判傍聴(原告証人尋問編)

7月13日の続き。

新・生存権裁判 八月四日の原告側証人(原告の人5人)の証人尋問を傍聴してきました。

どの人も生活保護を受けるに至った事情がある中、原告側の弁護士さんの質問に一生懸命答えていたのが印象的です。

一人目の方は、引き下げ前から節約生活をしていたが余裕はなかったことを訴え「国は物価が下がったと言うが、生活実感では物価は上がっている。(物価下落の筆頭とされる)パソコンは持っていないし、テレビは10年以上前に夫の友人から貰い受けたもの。洗濯機は孫から譲り受けた物で、冷蔵庫は友人のお下がりで、20年くらい前にもらったもの。電化製品は保護を受け始めてからは買えていない。エアコンは平成24年社協からお金を借りて買った。」とおっしゃり、「なぜこんなに貧乏人を苦しめるのか」と、国の基準引き下げを告発しました。

二人目の方は、幼稚園頃に進行性の「四肢痙(けん)性麻痺」を発症。障害を持っていてもできる技能を身につけたが仕事はなく、作業所で働きながら生活保護を受給しはじめたこと、日常生活に支障がある障害なので節約にも限界があることなどを述べられ、買い換えざるを得なかった家電品は知り合いの電気屋に分割払いにしてもらったことなどを述べ、「自由になるお金はない」とし、「私たちも人間ですから、生きていていいんだと思える社会になるような判決を望みます。」と訴えられました。

三人目の方は、半額弁当などで生活費の節約に努めていると言った後、新品で入手した家電品はないこと。たとえばエアコンが中古、冷蔵庫・ストーブ・洗濯機・ジャー・テレビが貰い物だと言い、テレビは真ん中に大きな線が入っていて見づらいがお金がなくて買い換えられない。もし壊れたら貰えるまで待つしかないとおっしゃいました。洋服を買ったこともなく、女性ですが男物を貰うことがあるそうです。原告になったのは、「生活保護費を上げてくれと言いたいからではない。下げないで下さい(と言いたいのです)。」とのことでした

四人目の方は、最近亡くなった夫の、築66年の持ち家暮らし。元居間は床がトランポリンのように凹んでいる。夏はクーラーと扇風機を使う。クーラーは20年以上前の物で効かないが使わざるを得ないと語ります。冬は石油ストーブを使っていたが油を運べないのでガスヒーターに変えた。ガス代が高いので連続運転はしないですぐ消すとのこと。二人から一人になっても生活費は大きくは変わらないのに保護費は目立って下がるので困ると訴えておられました。

五人目の方も、日常の節約の工夫を述べておられましたが、原告側弁護人の「保護費は余るか」の問いに、蓄えは特別定額給付金の十万円しかないと答え、服は古いものばかりだし、家電も買い換えていない。蓄えはしたいができない、と述べておられました。「物価は実感としては上がっている。価格が変わっていないものも量目が減っている。」と、その上でこんなに「長生きするって辛いですよ。貧乏人の首を絞められる。」「歳取ってからもこんな惨めな思いをしなければならないと思うと、みじめで悲しい」(裁判官へ)「(あなたがたの)両親などが私のような生活をしなければならないとしたらどうか(考えて見てください)」と訴えました。

各人ごとに行われた国の反対尋問は、誰々さんの場合減額は月に幾らで日割りにするといくらですね、と確認を迫る形だったが、記憶になかったりして答えられない人が多かった。しかし5年以上前だと領収書も保管していないのが普通だし細かく憶えていない方が普通というべきだろう。そこをあえて聞くのだから、憶えてもいないような話なら却下とか、訴えには理由がなさそうとか言いそうな気配を感じる。しかしながら、言わせてもらえば引き下げ前の保護費のレベル自体が不当に低いのであって、超節約が超々節約になった証拠を出せと言うがごとき言いぐさの方が間違っているように思われる。

証人の一人に対しては、証人は明らかに聞き取れていないと思われるのに強引に尋問を続けたのも被告側代理人のマイナスポイントだろう。これは原告側代理人から異義が出され、代わって質問を適切にやり直していた。

ホームと電車のすき間

電車が駅に近づくと、「なお、○○駅では電車とホームとの間があいている所がございます」ので気をつけてください、みたいなアナウンスを車掌さんがすることがある。そんなことを言うより、どこから降りたら危ないかを言ってくれたらと思うのだがそういうアナウンスは聞いたことがないので、自分で考えてみる。

モデルは自宅最寄りの東水巻駅の下り線(直方方面行き)で、列車はこの路線をよく走っている片側に扉がみっつあるタイプである。

列車には台車がふた組付いていて、当然ながら線路に沿って動く。

下り線の線路は曲がっていて、ホームの真ん中付近がへこんだ形になっている。

台車は線路の曲がりに沿って動くが、台車に乗っかっている電車の車体は線路に合わせて曲がってはくれずに真っ直ぐのままである。

前扉と後扉は台車の上くらいに付いているので問題ないが、問題は中扉である。へこんだように曲がったホームとの間には大きなすき間ができてしまう。(ホームの曲がりが逆の場合は中扉のすき間が最小になります。)中扉のすき間が狭くなるようにホームを改造すると今度は列車の前後部分がホームをこするようになってしまってイタい。

抜本的になんとかする方法はないわけではく、上り線(折尾方面行き)のようにホームも線路も直線にすれば、ホームが曲がっていることからくるすき間問題はなくなる。問題は、石炭はなやかなりし頃の、黒崎行きと若松行きを分けていた場所のあとに作られたために曲がっている駅のホームをのぼりくだりとも直線にする工事をするだけの利益を東水巻駅の乗降客から得るのはまあ、無理だろうな、言い換えれば、申し入れたところでJR九州はそんな工事をしてはくれまいなぁというあたり。

というわけで、黒崎・折尾から帰ってきて東水巻駅の下り線で電車を降りるときは、前扉か後扉がすき間が狭くておすすめ。中扉はやめといた方が無難だよという自衛策のお話でした。

「列車とホームの間が開いている所がある」という車掌さんのアナウンスも、中扉とか前後扉とか言って貰うのがベストだけれど、次に停まる駅のホームが進行方向から見て左右どちらに曲がっているのかだけでも言ってくれたらどの扉のすき間が小さいのか判断できていいのだけれどなぁ。これ、誰かJRさんにお願いしてみませんか?

7月19日執筆。

写真は下り列車。中扉の所のすき間が一番広い。

裁判に出かける

2019-07-08の続き。7月13日実施。

初めの予定だと三月だか四月に行われるはずだったのだが、コロナ騒ぎで無期延期されていたのがようやく今日開廷(この言葉でいいんだっけ?)。

百人は入ろうかという傍聴席も三席に一席くらいの割でしか使えないようになっていた。そのわりにあぶれた人が数人しかいなかったらしいのは、各地の「生活と健康を守る会」が人数調整をやったかららしい。空気読まずに員外で出かけていった俺のおかげではじき出された人が最低一名ほどいたことになる。

今日は筑紫女学園大学の池田先生を証人として招いて原告被告双方の代理人が色々聞いていく。

まず原告側が、国が生活保護基準引き下げの根拠としたいわゆる「生活保護相当CPI」について、その定義や基準年選択の妥当性、また、算出法の妥当性などに次々と突っ込みが入る。

また、通常は「社会保障生計調査」という、被保護世帯を対象とした統計が取られており、それを参考にして保護基準等が設定されるが、「社会保障生計調査」はスルー(無視)されたという点も、今次引き下げのおかしさを示すポイントと言えるだろう。

対して国は、まず池田先生に、あなたの持っているのは何の学位か、統計学じゃないですよね(先生だって素人なのにわかったようなことが言えるのか?という悪意が感じられる)とか、でも厚労大臣に裁量権がありますよね(名古屋判決と同じように、みんな裁量権の範囲だと言いたい?)など、いや、あの決定はこういう理由で正しかったのだと正面からガチンコ勝負を挑んでくるのではなく、重箱の隅をつついて取れるものなら揚げ足の一つも取ってやろうという態度のように見えた。

こんなふざけた弁護しかできないような根拠でもって、国は保護基準の大幅引き下げをやったわけで、負けるわけにはいかないとの思いを新たにした。