ヘッドホン・ヘッドセットに触れた直近の記事は19年2月のこの記事だが、その時のヘッドセットはケーブルの途中にボリュームが付いていたようだ。今の品にはないのでその間に少なくとも一度は買い替えているということになる。
今回も片方(右)の音が出なくなったのに気づいて色々抜き差しするが変化がない。スピーカからは左右とも音が出るのでヘッドホンがイカれたようだ。ええいこの金のない時に…。
と、ヘッドセットのすぐそばのケーブルを触ると音が出たり切れたりする。運が良ければケーブルの出口で線が切れているのかもしれない。
中を開けるとケーブルの先が分れていてボリュームの付いた基板にマイク二本、ヘッドホン三本の芯線がはんだ付けしてある。
…老眼には酷な極細仕様だなぁ。(-_-;)
いちかばちか挑戦の価値はありそうなので、拙宅最小の30Wのハンダごて、ピンセット、+3.5度(最強)の「メガネの上から老眼鏡」などを準備して、ニッパーで傷んでいるだろう場所を切り取り、、カッターで網を割き、一部の被覆は手で剥いて、素線の太さは髪の毛の1/10未満とおぼしき絹巻線?あるいは極細エナメル線(たぶん違う)をハンダ上げし、歳のせいで震える指先をなだめつつ慎重にはんだ付けする。
ワイヤレス物は好きではない俺だが、こんな時だけはワイヤレスにしとくんだったとか思うのだから勝手なものだ。
仮組み状態でテストしたところ、たぶんうまくいっている。
その後、外した耳当てを付けなおすのに何度も失敗した末、装着。耳あての取り付けが一番時間を食ったような気がする。
これで一件落着かどうかは、しばらく使ってみないとわからない。