このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

国家の意地をかけて

生活保護費の振込予定額やらなんやらを知らせるハガキが来た。

なんか異様に減ってるし、医療証に貼る紙も*表示になっているのを不審に思って福祉事務所に聞きに行ったら、年金が上がった分を収入認定したので保護費が下がったのだとの説明。(案の定、医療費については自己負担が発生するとのこと。)

物価と賃金の低い方に合わせるという年金制度の改悪によって、今年の年金改定は物価上昇未満、言い換えれば実質(=買えるものの量)切り下げになっているのだが、生活保護受給者からは、その、物価に足りない引き上げ分もごっそり取り返すという無慈悲な措置である。

物価が下がったと称して基準を下げたが、誰の目にも明らかに物価が上がっても意地でも上げないというのはあっぱれと言うべきかこの野郎と罵るべきか。

これで思い出したのは俺の子供の頃、毎年の国会で「減税」について与野党がやりあっていたこと。当時は意味がわからなかったが、要するに、課税は名目ベースなので、毎年の物価上昇に合わせて課税ベースを弄らないと実質増税になってしまうので、その調整をどこまでやるかについてやり合って、もとい話し合っていたわけである。

が、いつのころからか数を頼んだ与党は「減税」に応じなくなった。わが国は課税最低限が異様に高くその水準では生活が成り立たないと言われて久しいが、発端はこの「減税」という名の物価調整拒否にあったわけである。

生活保護費は最低生活を保障するものだというのが建前であるが、下げることはあっても上げたくはない、という政治が続くようだと、生活保護を受けていても「おにぎり食べたい」かなんか言って死ぬほかなくなる日が来かねない。

今でも十分、いかにエアコンを入れずに済ますかとか考えながら暮らしているのだから俺も危ないのかもしれないが。

付:扇風機

エアコンかけずになくなった人のニュースで、閉め切った部屋で扇風機が回っていた、と伝えられていました。

扇風機で涼しくなるのは体表の水分が蒸発するときに気化熱を奪っていくからなので、扇風機で涼を取る時は十分な水分を取って体の中に汗のもとを蓄えておくことと、周囲の湿度が上がりすぎないように部屋を閉め切ったりしない(風を通す)ことの二点が大事です。

雨が降りそうで部屋を閉め切る場合は、私でもエアコン入れてます。