巡回している二か所で、たまたまマルチディスプレイが話題になっていた。その1,その2
なにを隠そう拙宅のメインマシンは3つのディスプレイ出力を持っていて、パソコン室にはディスプレイが三台セットしてある。
切り替え操作をいとわなければ、メインマシンは普段使っているメインディスプレイ一台の運用から、三台同時表示にすることもできてしまうようになっている。
が、他所で推奨されているマルチディスプレイは、うちではやっていない。快適だろうと思って試してみたが、すぐやめる羽目になった。
マルチディスプレイでは、複製ではなく拡張にすることで、あたかも一つのディスプレイであるかのような表示を行ったり、ディスプレイをまたいでカーソルを動かしたりできる。が、
それらの機能は、すべてのディスプレイのドットピッチ(表示する点の大きさ)が同じという前提で動く。画面サイズと解像度から計算して画面表示を実物のディスプレイに合わせる機能は、今のところ実装されていない、と、思う。
結果、ドットピッチも画面解像度も全部バラバラの拙宅のトリプルディスプレイ上でディスプレイをまたがってカーソルを動かすと想像の斜め上の場所に現れるし、ウインドウをつまんで別画面に持って行くとサイズが伸縮するのみならず色合いまで見事に化けてくれるのだ。
かくして、画面が広くて快適どころではなく、ストレスがたまりまくる状態になる。
こうして、拙宅のマルチディスプレイは、その気になればできるが、その気のわかないシロモノと化しているのだった。