このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

魔屈=SNSへの政治家的対応法

しんぶん赤旗」の片隅に「広島6区村井氏の立候補辞退について」という記事が載った。

この発端と途中経過は見ていたので、私が感じたことを述べたい。

最初に知ったのがtogetterのこれ、その後に出た村井氏のブログは『皆様に心よりお詫びいたします』となっていたが消去されているようであった。(俺のぶくま)

発端は「安全でおいしい日本のお魚をたくさん食べて中国に勝ちましょう」という櫻井よしこ氏のツイート。汚染水(ALPS処理水)放出による風評被害が懸念される中、魚を買って漁民や関係者を応援…じゃなくて中国にうんぬんというのはいったい何だ、と感じたのでその筋のブコメを付けている。

櫻井氏への村井氏のコメントは、何も考えずに反射的に書いたようなもので、ネットでやるべきでない行動の見本みたいなリプライである。

最近の共産党はさかんにSNSの活用ということを「しんぶん赤旗」日刊紙上で言っているが、どのように活用すべきで、どのようなことをしてはいけないか、といった実践講座みたいなことを、(SNS慣れしていない層向けに)十分行っていないのではないかと疑われる。

政治家がSNSをやるのであれば、真っ先にやるべきは活動報告やお知らせだろう。有権者の声を聴く活動ももちろんあっていいのだが、できればメールやメッセージ等で受け付けるのがベターであろうと考える。リプライなどの公開の場で異見を述べてくる一部の声の大きな層に手間をかけるのは労力の割に実りが少ないので、俺としては「スルー(無視)」を強くおすすめしたいところである。

まして自分から直接絡みに行くのは、政治家どころか一般人でもやめておくべきだろう。たいていの場合、相手方の方が持ち時間が多いので、発言の分量的に圧倒されて終わるからだ。

ネットをやっていると、声の大きい人たちの作り出すふいんきにのまれそうになることがよくある。のまれないためにはファクトチェックをやってくれているサイトも幾つかあるので探して見にいくのもよいし、自分の専門分野であれば自分でチェックすることもできよう。

しかし、きっちりチェックしたらいいことがあるか、というと、某暇人のColaboへのいいがかり問題のチェックの果てに、Colaboに少額の寄付をする羽目になった俺の例もあるから油断はできなかったりするのだが。(その時の記事)