このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

電池電波まつり

ボタン電池の予備を山のように抱えている。

買ってある以上は、それらを使う機器があるわけだが、何に使うために買ったのかわからなくなっているものも多い。

超小型LED懐中電灯用に買ったものもあるかもしれないが、最近は、それらより大きいが、単四三本の懐中電灯を持ち歩いているのでスルーする。

最も多いだろうのは、長年止めたままになっているものが多くある腕時計用のものだが、戯れに在庫品と電池を入れ替えたがうんともすんとも言わない。確かこれ、故障してたけど思い入れがあって残したんだよな、とか思いながらそれ用のリチウム電池(3V)をアルカリマンガン電池(1.5V)用の電池チェッカーにはさむと、弱弱しくしか反応しない。新品のはずの保管品が全滅だったので、ジャンク箱から見つけた中古をチェッカーにはさむとメーターが振り切れる。ということはやはり、メーター負荷が重いから振れないのではなく、新品のはずの電池が古すぎて未使用のままカラになっているのだ。

見つけた中古電池を、それを使う時計に入れると動く。

実際は不具合満載だから持ち歩くわけにはいかないが、これが動くということはあるいは他のも…。

机の中に放置してある時計の電池を片端から入れ替えていくが、何年もねかせていたものたちだけに、合う電池が切れていたり見当たらなかったりするものも出てくる。品番をメモって電池を買った中に、いにしえの電波時計(貰いもの)があった。

何年も前に、電池を入れ替えても待てど暮らせどスタンバイ位置で針が止まったまま、ということで、故障と断定したものの、電波時計が珍しかったので捨てないで保管していたものだ。

話は戻る。

ルミエールで買ったスマートウォッチが使い物にならず、しかたがないので他のを買いに行ったらいつものと同系列のが在庫してない。で、なりの大きな電波仕様の時計を買った。すぐ後で、元のと同系列のをトライアルで発見したが、買い替える気も起きず、外出時はしかたなく電波時計を使っている。

その電波時計には三段階の信号強度表示が付いていて、かなり窓際でないとまともに受信できないらしいことがわかった。

窓は大きいから電波も入ってきそうなものだが、電波時計用の電波の波長は長いから鉄筋コンクリートのアパートの中には入りづらいようだ。

幾つか試してみたところ、南西向きのベランダ側の窓の所にぶら下げておけば受信してくれることがわかって、最近はそこを定位置にするようにした。

さて、続きである。

古い方の電波時計の電池を買って入れるが、針は0:00のスタンバイ位置で止まって動かない。

秒表示は動いているっぽいので一縷の望みを繋いで新しい電波時計を隣に下げて、寝る。

朝、時計は合っていた。

動かした時計を引き出しに戻すのも面白くないので、つるす奴以外はディスプレイの左下に陳列した。バンドの付いているのを5台。並べる意味はないのだが、他の時計やメーター類と合わせ見ると、「銀河鉄道999」18巻第3話の主人公星「17石」(時間にルーズな時計コレクター)にでもなったような気分になるぞ。