このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

過当競争

何年ぶりかでビル管の面接にこぎつける。

いつもは翌日とか当日とかに面接を指定されることが多いが、指定された面接日は4日後である。珍しいなと思いながら行ってみたところ、小会議室に通されて会社説明会というか現場と面接の説明が始まった。一名募集に対して来ているのは十数名。しかも、この会社から同時に二枚出ていた求人票のうち、違う現場の方の説明が始まる。
あわてて求人票と紹介カードを確認するが、合っている。聞いてみると、どうやら職安と会社の間で行き違いがあったようで、本来の面接日はさらに一週間後なのだという。出直してこい、とは言われずに面接日の方を変えていただいたが、期間に応じて応募者も増えるだろうから、約20人を相手に一つの仕事を奪い合わねばならない勘定になる。

さらに、資格経験その他不要となっている求人なので適当にセーブして履歴書を書きたいところであるが、職安の窓口の人が色々言ってくれたので満艦飾にせざるを得なかったのも気になるところ。
なにしろこの手の"資格経験不要"タイプの求人に求められる条件の一つは"安い賃金で文句を言わずに働く"であることが多いため、下手に高い技能を匂わせるのは逆効果になる場合が往々にしてあるのだ。私が"安くても贅沢を言ったりしない"ことはもちろんであるが、そんな条件をおおっぴらに提示する会社や請ける求職者がいるわけはないので、阿吽の呼吸が求められるのである。

いっそ面接でなく試験で決めてくれれば1/20でも突破してやる自信はあるのだが、いずれにしても狭き門であることに変わりはない。もはや神に祈るしか道は残っていないのか。苦難の道はいつ終わる?