三台使っている目覚まし時計のうち一台のベルの鳴り方がおかしい。
セットした時刻より一時間ほど遅れて鳴るっぽいので、以前経験したアラーム用の針のズレかと思って表のパネルを外して確認すると、ちゃんと働いているようだ。
鳴りはおかしいが、時計が遅れるとかはない。もしかして電池が怪しいのではと疑ってチェッカーで当たると、単三二本中一本がレッドゾーンとイエローゾーンの真ん中あたりまで消耗している。
二本とも交換してやると、謎の症状はなくなった。
別の一台は、単二電池から有毒ガスでも出ているのか、マイナス極周りが緑青を噴いていてケースにまで青い粉が付いている。こいつはちゃんと鳴るのだが、ヤバいと思って交換。測るとイエローゾーン。
三台目は、ずいぶん前から音が弱くなってはいたのだが動くのでそのままにしていたもの。
これも単二だが、測ると弱いのでついでに交換。
時計は小さな電力しか使わないが、ベルを鳴らすときには電力を多めに食う。
そして、電池が減ってくると、小さな負荷では問題が出にくいが、大きな負荷がかかると息切れ(違)するということが起きるのだ。
目覚まし時計を三台使っているから一・二台壊れても寝過ごすことはまああるまいと思っていたが、油断大敵というか電池切れ大敵であることを思い知った。ちょっとの節約のために大失敗をしないようにしようと思う。