このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

試験

私の受験当時の第一級アマチュア無線技士と第二級アマチュア無線技士の試験で、違うのは、電気通信術(モールス/欧文の受信のみ)の速度以外では、無線工学に複素計算(虚数を利用した電気の計算問題)が出るか出ないかだけが違うと言われておりました。(今はどうだか知りません。)

当時の私は第三種電気主任技術者の受験も狙っていました。そちらの「理論」科目でも複素計算は頻出というか必須です。

無線工学だろうが(電気)理論だろうが、やることは同じ、というかまるっきり同じと言ってもよいでしょう。電気計算に変わりはないのです。

一級と二級の学科の違いが事実上複素計算の有無だけなら、二級で勉強した内容を忘れてしまわないうちに一級も受けてみない手はないと思ったのです。

モールス受信の方はいまいち自信がなかったので、何かの本で読んだ、脱字はマイナス一点だが誤字はマイナス三点(?)だから脱字の方が有利。よって途中でわからなくなっても悪あがきせずわからない符号を飛ばしてわかる所から書き取りを続ける、ことが間違いなくできるように真面目に飛ばし書きも練習しました。

本番の時、予想通り途中で取れなくなりましたが、練習のかいあってうまくスルーできたので、無事合格。

無線工学の方に複素計算か出たかどうかは記憶に残っていませんが、法規(電波法)の方は見事に「電波利用料の新問」というヤマが当たったことをはっきり記憶しています。

電気通信術の受験には欧文ブロック体を使いました。通信用には書き取り速度を上げるための特別な書き方があって、普通とは違う書き順で画数を減らして書きます。

かなり練習したおかげで、その書き方がいまだに抜けません。父親が書いていた一種独特のカタカナを通信術の本で見かけたとき、大戦中通信隊にいたという話がすっと腑に落ちました。