諸説入り乱れて何が何なのかよくわからん。つか、密室会談での話を関係党の幹部たちが思い思いに語っているという印象が強い。事実関係として確実なのは、福田・小沢両名の密室会談で"大連立"話が出て、民主党側は役員会でそれを蹴った、ということくらい。小沢氏は連立したがっているという話もあるが、ソースが読売となると願望入ってそうな気がするあたりがなんとも評価に悩むところ。
ちょっと前に、供託金に音をあげた共産党が小選挙区での候補を絞るという話があったばかりであることを考えれば、当者比右翼な小沢一郎といえども次期衆院選まで態度未定というかのらりくらりして手の内を見せなければ衆院で多数を取れるという観測もあるところであり(誰か試算していたがURL忘却。検索したところ)そう簡単にホイホイ乗るものだろうか。仮に大臣のイスが手にはいるとしても、単独政権ないし現野党の中でパートナーを得ての連立より濃度が低くなるのは間違いないわけであるから、俺なら待つ。
BUNTEN的に気になるのは安倍はもとより福田小沢両名とも"軍事貢献"を是とする立場に変わりはないというあたり。つか、安保理決議があれば戦闘部隊を出せると主張している小沢のほーがある意味タチが悪いorz。ところで、引き揚げてくる海自は給油活動ということで戦闘部隊の派遣に比べて日本国内での抵抗が少なかったように感じるのだが、それって「輜重輸卒が兵隊ならば蝶々蜻蛉も鳥のうち」とか言って補給などの直接戦闘従事者以外をバカにして戦争に負けた伝統の延長上の思考ではあるまいか。(^_^;)
私のようなヘタレ腰抜け非戦主義者にしてみれば、二大政党制が続く限りこのへんの心配の種がなくならないというのが頭痛のタネorzだが、現段階では詳しい話が見えてこないので、とりあえず、目前の危機は去ったとだけ言っておく。