福岡11区
選挙後に詳細を書くとしていた文の一つがこれです。
リフレ派として一部に知られる山本幸三氏のポスターや政見放送は、郵政民営化賛成小泉万歳なものになっていた。
政治家はバッジなければただの人であることを考えた場合、とにかく議席確保に走るのはある意味正しいのだが、氏がこの妥協において"景気が回復すると改革する気がなくなる"と主張した小泉氏を、景気を回復させないと改革が進まないという方向に説き伏せることができたかどうか。かーなり怪しそうに感じるというか、下手すりゃ一方的に譲歩させられたんじゃないかと見えるのは俺だけか?
国民新党
詳細の二本目。
リフレがない点を除いて最も親リフレ的政策(って何だそれ(^_^;))を提唱していたのがこの党であるが、今回選挙の裏争点(戦争放棄の放棄の是非)や、民主主義への理解度という点では大きな疑問符を付けざるを得ない。特に、党首に石原慎太郎を担ごうとしたとかいうのは最悪である。
この手の"究極の選択"的状況は、軍縮+デフレ、対中強攻策+リフレとかいう形で昭和恐慌時にもあったらしいが、めーわくな話である。軍縮+リフレこそが、戦後日本の発展の王道に戻る道だと強く主張しておきたい。