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歴史的選挙が暮れて

経済・政治・国際

+ 駝 鳥 + 2005-09-10■[welfare][philosophy]ナチスドイツの障害者抹殺計画は財政論的に根拠付けられていた~なぜ国家によって人は抹殺されうるのか

及びそこにあるリンク

猿虎日記 2005-09-10■[愚考]郵政問題より優生問題


われらが日本国はナチスドイツほどシステマティックにことを進めないから表だって障害者を抹殺せよなどとは言わない。しかしお国の本音がそこらへんにありそうなことは、上に引いたような懐疑派だけではなく空気を形作る名無し国民の方々もうすうす感づいているのであって、たとえば匿名掲示板に現われる障害者を敵視する意見と、ナチの宣伝の類似性とか、ホームレスを殺す青年の言い分とかにお国の本音が端的にあらわれる。

もちろんそれらは表に出してはいけない本音であるから、国は表だって実行した者が出れば罪に問う。しかし、ホームレスを福祉の埒外にして行き倒れさせたり、家族が貧乏なために福祉からこぼれる障害者が出るなどの"不作為による迫害"が罪に問われることはないのである。

いずれにしても、ある意味日本はすでに(つまり、この解散の前から)民主主義が超えてはならない一線を越えてファシズムの域に足を踏み入れているように思われる。今回の選挙を含め、後世の史家がどこを転換点と言うかは定かではないが、転換への道は、敗戦後程なく始まったであろうこと、及び、60~70年代頃までにファシズムに対して鳴らされた警鐘は当時は杞憂と言われたが、実は大当たりだったということをとりあえず主張しておきたい。m(_@_)m