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一面的評価

溜池通信 かんべえの不規則発言2005年8月(ここにない時は最新)<8月11日>(木)

〇両者の意見は、従来の日本型政治システムをどう評価するかによって分かれてくるのだと思います。民主主義のルールとして未熟である、と思えば、政策を軸にして国民の信を問う今度の解散は一歩前進である。逆に、「自民党の知恵」と呼ばれるあの方式は、あれはあれで筋が通っていたのだと考えるならば、今回の小泉さんのやり方はおかしいといえる。

"政策を軸に"見せているのは事実だが、一方でマスコミなどへの(小泉氏が意図しているとしていないとに関わらず)統制あるいはしめつけがきついのも事実であり、国民は、肝心の政策を比較検討しづらい状況に置かれている。

このこと込みでなら前進なのかどうかは判断が分かれるところであろう。


小泉氏自身も、政策判断が貰いたいから造反議員の選挙区に対立候補(いわゆる刺客)を立てるのだとか言っているが、本気で政策判断を貰いたいとか思っているのなら民営化反対側も全区に候補者を立てられるよう便宜を図るのが筋というものであろう。この一点をとっても、政策判断を、が口先だけの戯言であることがわかろうというものだ。