目覚めたら、吹雪だった。
今年の秋は夏の猛暑を引きずったのか、11月末までぽかぽかと暖かい日が続き、長期予報では冬は寒くなる予報だったのに、ひょっとしたら「温暖化」のせいで冬が来ないんじゃないかと思えるような日和が続いた。
12月に入ってから寒くはなったものの、部屋の模様替えは数ヶ月前に扇風機とストーブを入れ替えた所で止まったままだった。
なのでいきなり吹雪く朝に、コタツの一つも出していない。
今日は銀行に行って家賃を払って、とか色々予定もあったのだが、強い寒風というか吹雪の中を自転車で移動する気は起きないし電車が止まらない保証もないので予定を全部中止してひきこもり決定である。
リビングの敷きゴザをじゅうたんに入れ替える工程からの突貫工事は無事終わった。
こんな天気では歩いて近所に行くのもイヤなので、昨日、雨の中灯油を買い足しておいて正解だったと思う。
あとは、かなりの流量を誇るようになったすきま風に対抗するためすき間テープ類を貼り直すべきなのだが、この寒さでやる気が起きないため日和見主義者の俺は先送りを選ぶのだった。
注:温暖化という表現は誤解を招くので俺は普段気候変動と言っている。日本では気候変動の影響として最も大きなものは洪水の激化と増加である。