このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

受給不能

軒並み中年男性お断わりな不動産屋ないし家主達の意向に恐れをなしたので、生活保護関係の相談に福祉事務所に出かける。

こちらの要望は、何とか町営住宅の空き家を都合してもらえないかというもの。

ぶ:裁判所の命令により11月末日までに家を出なくてはならないのですが、どこも判で押したように男の一人暮らしお断わりと言われます。どうもこのぶんでは部屋を貸してくれるところはなさそうなのです。
役場の住宅担当に聞いたら、町営住宅は基本的に家族用で男やもめには貸していないとのことでした。例外は高齢者と生活保護世帯で、有資格者であっても抽選になると言われました。しかしとりあえず家を確保するために生活保護を受けたいのですが。

福:今の家が世帯と見なされますし、生活保護は世帯収入が基準なので同居人(元妻)に収入があれば保護は受けられません。

ぶ:そう言われてもこの調書(調停結果)に記されている通り、私は今いるところに関して何らの権利も持っていませんし、家計も既に分けてあって、元妻から援助を受けているわけでもありません。今そこにいるとは言っても、退去命令の期限までの仮住まいに過ぎないのですが、それでも保護してもらえないのでしょうか。

福:その通りです。

ぶ:では質問させてください。住所がなければ生活保護は受けられないと聞きましたが、間違いありませんか。

福:そうです。

…早い話が、一つ屋根の下での生活実態がどうであれ今の家にいるうちは生活保護は受けられないし、追い出されて住所を失ってもやはり受けられない、という話で、申請書すら見せてはもらえなかった。退去期限までに運良くどこかに住めるようになればよいが、そうでなければどっちに転んでも生活保護すら受けられないのだ。

これ以外にも"不動産屋が行なう家賃の支払い能力審査で引っかかって貸せないという話になる"のであらかじめ保護していただくか一時的な公営住宅の提供を、という話も出しましたが、やはり無理とのことでした。生活保護の審査が厳しいことが知れ渡っている中で、収入の目処が立たない奴にあえて貸すような物好きな家主はいないと思うので、生活保護とかの制度設計にあたってはそこらの事情も考えていただければと。m(_@_;)m

民間に借りられるところがなく、かつ、裁判所の決定を見せてもなお制度上公営住宅の提供はできないというのだから、失業して家に居づらくなってそのままふらりと家を出てしまった同志中年男性諸君の苦労はいかばかりか。さっさと"リフレ高度成長"をすべきだとの思いを新たにするが、中年男性の路上死が本当に問題だと思うのであれば(無職中年男はさっさと死ねと思われているに800リフレ。orz)生活保護制度のこの部分について、早急に何らかの改善をなすべきだろう。

福祉事務所の担当者の対応について

念のため申し添えておきますと、上のほうでは事務的な応答であったかのように書いておりますが、福祉事務所の方の対応が悪かったとか冷たかったとかいうわけではありません。制度上手の打ちようがない、というオーラを全身から発散させながら、申し訳なさそうに色々説明していただきました。m(_@_)m