このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

我慢大会

職安で面接を二件ゲット。色々ありつつも同じ日の午前と午後に日程を割り振ることに成功。午前の部は鉄工所のパート(時給750円/月推定115000円)最寄り駅から徒歩7分の触れ込みだったが、慣れない格好と靴には荷が重く行程は10分を超え、炎天下に大汗をかきながら歩く。

さらにえらいことになったのは午後3時からの面接となった食品工場。最寄りバス停から5分の触れ込みであり、実際にバス停はあるのだが、肝心のバスの便がない。国道沿いだからたくさん便があるだろうと多寡をくっていたのが間違いで、通勤時間帯に走っていないのはもちろん、面接の前一時間以上便がないのだ。\(^o^;)/

ここは午前の部よりも多少時給はいいのだが、面接に行けなければ話にならない。かといって結果の見込めそうにない面接にタクシーを使うような余裕の持ち合わせはない。考えた末、片道約7km・40分ほどの行程を、炎天下自転車でこなすことにした。

…日頃ネクタイを締めるのはこういう時くらいで余所でうまく締められる保証などないから、あらかじめワイシャツにネクタイという格好で自転車に乗って会場に向かう。この格好では上から空調服を着ても無意味。一張羅の背広に合う装備の持ち合わせはないのでワイシャツ+ネクタイに100円ショップで買った白の野球帽というわけわからん格好で、気温35度を超えようかという快晴の空の下でこんがり焼けたアスファルトを行くサイクリングである。少し風があって空気が比較的乾いているとはいってもこの条件では熱射病になりに行くようなものなので、出発前に麦茶を十分補給しておく。

道中汗をふきふき、倒れずにたどり着けたとは言っても既に頭はボケボケである。しかし、通勤はどうするのかという予想されたツッコミはなく、「車で15分くらいですね。」と、車以外の手段で来ていることなどあり得ないと言わんばかりの応対(ごもっとも。orz)に、思わず「いえ、車はないので自転車で来ました。」と言わずもがなの返答をかましてしまう。直後に「採用していただけたらバイクを買って通わせていただこうと思っています。」という、事前に考えていた想定問答通りのフォローができていなかったら即刻面接打ち切りなパターンであった。

食品工場で働くどころか自分自身が干物一歩手前になりはてた私が、ネクタイをむしり取って、ワイシャツの前をはだけた格好で自転車にまたがって帰ったのは言うまでもありません。

後日、冷房の効く中でクールビズ姿になっている職安の担当者にこの話をしたら「礼儀ですからね。」いやそりゃそーなんですがorz、この際小泉首相指導力で真夏の面接のスーツ姿も禁止(違う)していただけないものかと心の中で叫びをあげたのだった。