このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

光とともに… 8巻

のびたさん向けプレゼント(?)なエントリーです。m(_@_)m



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障害児子育て漫画。



しかし、作者の視点は障害児問題の枠にとどまらず、保育問題や児童福祉一般の問題に通じるが、それでいて深い問題をさらりと・何気なく指摘している。

たとえば、児童福祉施設で虐待が生じる原因を、戸部氏は作中の悪役に

「たっぷりな時間と愛情をかけられる人員がどこにいるんだ? 24人につき1人の割合で子供を見てるんだぜ ちょっとの熱で医者に連れてけるかよ」(108ページ/強調はBUNTEN)

と、おそらく綿密な取材の裏付けに基づいているだろう数字を入れ込むことで背景に予算問題があることをうかがわせるセリフを言わせるし、施設での虐待事件報道が相次ぐことに対しても、主人公の母に「虐待は家族だってするよ」と言わせ(181ページ。第一巻も参照。)て、育児や介護などで問題を抱えた家族には社会的なサポートが不可欠であることをなにげに訴えるといった具合。

朝日訴訟などに見られるように、憲法25条の規定にかかわらず"お国は貧乏だから"ということで長らく低福祉が容認されてきたわけだが、経済大国になったらなったでデフレを起こしてビンボに逆噴射し、低福祉のままにしておくことが果たして許されるものであろうか。作者はそこまで言ってはいないと思うが、思わずそこまで考えてしまった。