ネタ元は、しばらく前から書いてみたかった「内部留保って何?」について。
この話、話を聞かれている方も、そしてたぶん話しているかたもよくわかってないっぽいので、たくさん憶測が混じります。そのへんの間違いの責任はすべて私にありますので、リンク元に注文したりしないようにして下さい。リンクは、ソースの提示のためにだけ示してあります。
これを読んでますますわからなくなったとしても、筆者は責任を取れません。自己責任でお読みください。
国債について
円で発行される国債については、日本政府あるいは日銀はいくらでも円を発行できるのでデフォルトすることはありません。制限があるとすればインフレ率であること。ここまではれいわと共産党の見解は一致しています。
そこで、同じインフレ率、あるいは通過発行高で線を引くならば、枠内の財政をどう組むかが問題になります。余力は数十兆円ともそれ以上とも言われていますけれども、その枠内で何をやるかは問題になり得るわけです。
共産党が基本的に現在の財政の枠内での組み替え(?)を言っているのに対して、れいわは組み換えをするかどうかには触れていないように私には見えます。
内部留保について
年度を超えて必要になるお金を繰り越して持っておく、のが基本です。設備更新用の積み立てを含める場合もありますが、余ったからとりあえず積み立てる、というのもアリです。
問題なのは、過去数十年での内部留保の増え方の大きさに比べて賃金の伸びが小さすぎること。内部留保は人件費ではありませんが、人件費に回してもらうつもりの減税が内部留保として積まれてしまったと石破首相も言っているようです・