このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

続銀英伝爆読

「−ラインハルトかトリューニヒトか?」とは、9巻末の小野不由美氏の解説における問いである。

小説の登場人物の名を借りて、最善の専制政治と、醜悪な民主政治(共和政治)のどっちを選ぶか問う、といったあたりの意味である(ないし、俺はそう解した)

英伝の共和制側(もっといえばヤン派)は、思想に殉じようとするような動きを見せるのだが、生身の政治家や有権者は通常そんなに強くはない。ゆえに、権力分立とかの仕掛けを組み込んでおくわけであるが、それでも「確信犯」に対してどれほどの歯止めになり得るか疑問である。

ところで、共和政体あるいは民主政体というのはある種前提なので、それが侵されかねない事態に対しては優先的に抵抗すべきだということについて合意が得られたとしても(得がたいと思うが)なお、侵そうとする主体は何なのかなどの点について正反対の見方があり得るということが事態を複雑にする。平和安全法制あるいは戦争法を巡る事態を見て、俺がおろおろしているゆえんである。orz