接着剤はたぶん固まったので蓋を閉めてみる。取り付け方向か何かが違うのかいまいち挙動不審な気がしなくもないがそこはスルーして動作チェックに入る。
時代物にふさわしくUSBの前のケーブル(セントロニクス)でパソコンとじかに繋ぐ方式だが、これも大昔に買ったプリントサーバー(昔のプリンタコネクタをLANコネクタにする変換器)を経由して有線ネットワークに繋いである。自宅ネット(LAN)上のどのパソコンからでも印刷できるという無駄にぜいたくな方式である。
面倒だしめったに使わないものだから、下に置いてあるパソコンと専用ケーブルで繋いでもいいようなものだが、あえてLAN経由での接続を復元してみることにした。
住所不定では印刷データが送れないので、まず、プリントサーバのIPアドレスを探すために取扱説明書を掘り出す。が、アドレスはメモっていない。
次に、俺の使いそうなアドレスをやみくもに入れてみたが全ハズレ。インターネットの片隅の田舎ネットでも住所は全部で200以上ある。片端から入れていたらきりがない。
説明書に「工場出荷時に戻すボタン」というのがあったので見るが、そんなものは付いていない。説明書を読み返したら一緒に載っている類似機種限定だった。
ここで、自動的にアドレスをチェックできないかと思ってググる。一発で方法が見つかった。言ってみれば、全アドレスを自動的にノックして回って、返事のあった所のリストを表示させるのだ。
そのリストには、見慣れないアドレスがリストアップされていたので、開くとプリントサーバの設定ページにビンゴである。
プリントサーバからテストページを送らせると、ドラムが汚れているものの無事印刷できた。
次に、パソコンからデータを送って印刷できれば終了である。が、Pagepro8L相当のHPのプリンタ(Laser Jet 2P)がドライバリストに載っていない。さんざん探したがわからないのでググってみるがやっぱりわからない。
思いあまって、ひょっとしたら互換性があるんじゃないかという別のプリンタのドライバを入れるがうまくいかずに挫折。「テキストだけ」という注釈のついたドライバは動いたが、このドライバではおそらく画像データで送られているであろう漢字が印刷できないはずだ。
捨てても惜しくない不良骨董品だが、世話を焼いている間は正直楽しいと思う俺はやはり一種の変態か。
ぐぐる様のお告げによれば「PCL4」というバージョンのものが関係あるっぽいので、ドライバの入れ替えを狙って「テキストだけ」ドライバを削除してもう一度HPのプリンタドライバのリストを見る。さっきは気が付かなかったが、機種名の後に「PCL何とか」というのが付いているものがけっこうあるのが目につく。それを全機種見ていくが最低でも「PCL5」で、4というのは見当たらない。上位のドライバが下位互換というのはあり得るが、下位のドライバが上位の機能をサポートしているわけはないので、最後まで見ていくしかない。
と、その時、LaserJet IIP という型番が目に飛び込んできた。ドライバーをインストールするのももどかしくテストページを…成功!