長期間ほったらかしていたトイレの掃除を先週くらいにやった余勢をかって洗面所の掃除を始める。
まずは、以前から傾きが気になっていた鏡の下の陶製の物置台を外す。この台は上側が壁面と明らかに離れていて、団子用の串くらいのものならやすやすとすき間に入ってしまうのである。外して洗うついでに、あわよくばこのすき間をなんとかしたい。
まず、台を壁に止めてあるネジをカバーしている半球形の化粧ビスを手で緩めて外す。するとマイナスの皿ネジの頭が出てくる。合うものを持っていないのでサイズが小さなドライバーでこれを緩める。一本でも錆び付いていたらアウトだったが全部回る。だが手応えが変で、時々空回りしてるような感じである。
なんとか外して見ると、コンクリートの粉と一緒にすき間から5~6本のヘアピンがこぼれ落ちる。俺もヘアピンを持ってはいるが使わないので、以前住んでいた人のものだろう。私の入居前からすき間があったということか。
物置台の外れた壁面を見るとアンカーの外皮(というのかどうかわからないが、こんなのの筒側)が三本とも飛び出ている。これ、ひょっとして刺さっているだけで固定されてなかったのではあるまいか?
ネジは6mm位の径のものだが、根っこ側(円錐台形のパーツ。取り出して確認はしていない。)にねじ込んで、4mm用のヒッパー(リンク先下写真)で両側半分ずつ引っ張る。それなりに締まった手応えがあったのでネジを抜き、物置台を持ってネジを仮締めし、ドライバーで本締め。狙い通り物置台と壁とのすき間はなくなり、傾きもなくなった。
物置台は外した時に洗ったので、あとは洗面器である。石鹸置きに使っている食器洗いスポンジにしみ込んだ石鹸で洗面台を拭き、流して終了。