このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

エロ動画復活に挑む

マザーボード等一式を入れ替えて行ったことの一つは必要な時だけ繋ぐHDDへのエロ動画データの書き出しだった。

ものがものだけに書き出してまで保管する必要は特にないのだが(というか保管しておいても二度と見ることはないのがオチであるのはわかっている)、メインマシンに常時繋いでいるデータ用のHDDが満タンになった時から追い出しに取りかかって、以後惰性でやっている作業である。

ところが、問題のHDDを新しいマザーボードに繋いで起動するとWindowsの起動前にディスクチェックがうんちゃらと言われて、チェックが終わったら起動はするもののwindowsからは中身が見えない状態に陥ってしまった(なぜそうなったかは不明)。「ディスクの管理」からは「RAW」として見えているので、領域の確保からやり直してフォーマットすればHDD自体はたぶん使えるようになるのではないかと思う。

しかしそれでは面白くないし、何度か経験したデータ喪失への対策の経験値を上げるためにもあえて復旧を試みることにして「raw ファイル 復活 フリーソフト」でググってデータ復旧ソフトを探す。が、有料版とか体験版が大量に混じる。ファミコンカセット型のAthlonを使っていた2008年(この時復活したファイルはタイムスタンプがおかしくなって表示されないので最古のタイムスタンプを調べることでわかる)に起きた誤操作による大量データ喪失(当時ココログに書いていたものをNIF撤退に伴ってはてなblogに移動していたのを発見)以来の大仕事にたぶんなる。

その時は1万円近くするシェアウエアを買った記憶があるが、今回ロストしたデータの重要性は低く、金もないのでフリーウェア縛りで行く。

ググって見つかった一覧の中からダウンロードして試したうちの幾つかは体験版で実際の復旧はできなかったが、データの量や数が多くあまりに重いので小分けするために作ったディレクトリ構造が見えたものがあったので復旧は可能だと確信。

次に試したのはPuran File Recoveryだが、特にお目当てのファイルがあるわけではなかったため一括で復活を試みたら受け側ドライブが容量オーバーで停止。(復活操作開始からここまでまる一日以上。)

旧マザーならばSATAポートが10あったので空いたドライブを繋いでそっちに丸ごとコピーも可能だったが新しいのは8ポートしかないからそうはできなかったというのが敗因。(うち2ポートはNVMe1台と共用なので、残り6ポートをミラーリング二組とBDで使うと1ポートしか残らない。)

あと、復活したファイルは、内容が見える(再生できる)ものでも元のファイル名が付いているわけではない、というのが痛い。

そこで上記一覧の中に見切りを付けてRAWになったHDDのフォーマットを修復というページを参考にTestDiskを試す。解説ページに従って操作し、「復旧」後に再起動するがWindowsの起動時に再びスキャンがかかり、起動後に確認すると元の木阿弥になっているのがわかる。

何回やってもこの調子なので他になにか原因があるに違いないと睨んでフルスキャンをかけるとこれが三日三晩かかる。修了後にはクイックスキャンの時とは違う表示が出るのでその復旧を試みるのだが操作がよくわからずに初期画面にリターンしてやり直し…を三日もかけてする気は失せている。orz

そうするうちに、検出されたデータを壊れたディスクから余所にコピーするらしいメニューを発見。メニューはコピーに間違いなくしかもコピー後のデータが再生可能なこともわかったので、既存ディスク二台の空きスペースに分けて全コピーを試みる。

復活したファイルはファイル名もタイムスタンプも生きている。これはありがたい。一部のファイルにはおまけデータも付属しているが意味が分からないので削除した。それにしても、10年の間に色々と進歩しているものだ。

コピーした後に、RAIDの片割れだったディスクを繋いで書き戻し。元のディスクは領域確保もフォーマットもしていないので、そのうち再研究するかもしれない。(期待薄)