意見陳述二件。
60歳で脳梗塞を患って百〜二百メートルくらいしか歩けなくなりバイトができなくなったという原告の方の節約の努力が凄まじいのに涙が出る。今現在還暦の自分もいずれ働けなくなる日が来るのかと思うと戦慄。
厚労省の2010年調査と2015年に保護世帯を対象に行ったアンケートの比較から生活悪化が起きたとする「第13準備書面」の要旨説明には、記憶に間違いがなければ被告(県と国)からの反論が準備されるという。
突っ込みどころがあるとしたら両調査のやり方が違うから比較できないとかそのへんだと思うが、とりあえず国はきちんと貧民の生活実態を調査して比較可能な資料を残しておけと言っておくことにする。