このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

テレビを離れて見るべき理由

3. 受像機までの距離は近すぎないこと

あまり近づきますと,走査線が目について見にくいので,ある程度離れて見るようにします.適視距離は,ブラウン管の対角線長の5〜7倍がよいとされています.すなわち,14"なら2m,17"で2.5mくらいが適当です.

「テレビの調整と故障修理」増補改訂版/平沢進 宮崎直道 細田祐造 著 ラジオ技術社(1958,1964年)33ページ[サービス・ヒント]「受像機の設置について」より

走査線は、今のディスプレイで言うなら「ドット」と言ったところだろうか。今のテレビはドットが細かいので近くで見てもアラが目立たないかも知れないが、昔のテレビの解像度は理論上は(=最良のケースでも)VGA程度だったのでそうはいかなかったのである。

んで、拡大レンズを置いてより遠くから見るのでは何をやっているのかわからん(一家にせいぜい一台しかなかったテレビは家族全員で見るのが通例だったから大画面にはそれなりの意味があったと思うが、レンズをつけると真正面以外から見た場合に像が歪む)わけだから、やはり大画面(今にしておもえばそうでもないが)ブルジョアの象徴だった、と解するのが適当であるように思える。