このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

拡張宝くじ理論

「なぜ、貧困層、社会的弱者ほど国家の戦争に熱狂するか」から始まる会話。

貧者が宝くじを買う理由について、真面目に働いても貧困脱出がならないのなら、こつこつ働いて貯金する(貯金などできないという話は置く)よりも、ギャンブルで一発逆転を狙う方が合理的である。なぜなら、籤を買おうが買うまいがビンボであることに変わりが無いのなら、希にでも一発当てられる、籤買ったほーがマシだからである、という趣旨のことを言ったことがある。

戦争の話についても同じではないのか。真面目に政治運動やっても自分の生活の改善(社会的地位の相対的上昇でも可)の見込みがないのなら(若干あるのだけれど置く)不真面目に煽って変化を期待する方が逆転の目がある(ほとんどない上に戦争に行くと死にかねないのだけれど)分マシであると考えるのではないか。



それは、括弧内に指摘したように、現状認識が間違っているだけで、考え方としては非常に合理的であることがわかる。



この手の思考をぶっ壊すには、思考者の経済状況の改善を図るのが特効薬と言うことになる。実際、バブルの頃には在特会などいなかったではないか。



問題は、たとえば橋下氏のように(あるいは軍需産業としてもよかろう)、煽りに乗って得する少数派がいることで、冒険主義が政治的な「風」になってしまうとなかなか抜けられなくなることだろうか。

その意味でのターニングポイントは、おそらくもう超えていることだろう。



それでも、民主主義の手続きでなんとかすべきだと、自縄自縛な俺なわけだが…。