例によって憶測だらけの根拠アンド自信レスエントリーなのでこっちにひっそり書きます。m(_@_)m
なんとなく思うのだが、ここで取り上げられている本に出てくる「知的発達に障害のある社員」って、福祉政策上の位置づけは知的障害者なのかもしれないが、障害特性としてはまんべんなく発達が遅れた人ではなく発達にでこぼこの目立つ、いわゆる自閉系のキャラが多いのではないか?
専門外なので根拠レスではあるのだが、そう考えるとリンク先に引用されている社員達の特性がすとんと胸に落ちるのである。
後の方で、陶芸だの農業だのといった「働く力」をつけるための訓練という話が出てくる。しかしもし「知的障害者」の多くが自閉傾向を持つならば、彼らはたとえば健常者が自閉者のパニックを見たときに感じるであろうこらえ性のなさとか集中力の不足とかそういう問題はおそらく抱えていないか、持っていても陶芸や農業では改善しようがない気がする。(この憶測が正しいならば、"訓練"で見せた我慢強さは、就職して環境が変わったとたんにどっかに行ってしまい、訓練前のようなパニックが出る例がそれなりに存在するはずである。)
問題が知的というより自閉性障害にあるのならば、そうした人々の生産性を上げるシステマティックな方法は世間にあまり知られていないとしても確立していると言ってもいいはずなので、話は早いのであるが…。
で、本から引用してある「定常化」とかその他のテクは、自閉者向けと言ってもいいくらいハマってたりするわけですが。(^_^;)