形骸化国会の弊害?
ちょっと前(4/15)にすなふきんさんとこの
■[ぼやき]何をいまさら。タイミングがおかしくね?に
そんなに気に入らないのなら小泉の時に散々文句を言ってやればよかったのに。
とあるのに(この発言はメディアに対するものなので)斜め上から反応し、はてなブックマークで
散々かどうかわからないけど共産党の"文句"。http://suzuran.aik.co.jp/jcp/?szquely=%B8%E5%B4%FC%B9%E2%CE%F0%BC%D4%B0%E5%CE%C5%C0%A9%C5%D9&submit=%B8%A1%BA%F7&query2=&radio=0&sort=-date&num=10
と書いておいた。というのも、共産党の"文句"は、当時の「しんぶん赤旗」でさんざん目にしていた憶えがあったからだ。
この件はほとんど忘れていたところへ、今日になって目にしたのが冒頭のエントリーというわけである。「当時の与党大幹部」の発言として引用されているのが
「よく精査しなかったのかもしれない。忸怩たるものがある。実を言うと、私も(制度を告知する)通知が来るまでわからなかった」
というのだから、真っ先に頭に浮かんだのは、こうした感慨を抱く与党の先生方は、後期高齢者医療制度が国会で審議され、共産党などからツッコまれていた時、一体何を考え何を聞いていたのかということである。
と、一瞬頭に血を昇らせてから
与党議員にとって政府提出法案はそれだけでまともでいいものに見えるだろうし、もし自分の専門外の分野であれば内容はともかく賛成はするだろう。また、ここのところ議席が減っている共産党に与えられた質問時間は減っているだろうからあるいは国会内で十分な突っ込みができなかったのかもしれない、とか考えた。
要するに、総務会長氏のエラーは起きるべくして起きたのではないか、というふうに考え直した。
ちょっとソースは思い出さない(たぶんこれも「赤旗」か何かだが検索しても釣れなかった)が、法案当たりの審議時間が減っているという話。加えて小選挙区制の副作用(?)によって議席の構成が「二大政党」化しているところから、大政党間に対立がない場合はスピード審議で法案が通っていそうである。
そんな状況で、穴(問題点)を見つけた弱小政党(失礼m(_@_;)m)が論戦を仕掛けても、大政党議員から注目されることはまずないだろうし、十分な問題提起もなかなかできないだろうことは想像に難くない。
こういうシステム的な問題(憶測)の改善は本来国会が自律的に行うべきであろう(具体的には十分な審議時間を確保するとか、比例代表制をベースにした選挙制度の改善を行うなど)が…。今の制度の恩恵を受けている大政党が自発的にそーゆーことをしてくれるとはなかなか思えなかったりもする。orz
(頭が悪いのでこのエントリはオチがありません。(^_^;) 瞬間湯沸器を反省できたからといっても、それだけで煮込み料理がうまくなるわけではないのだった。orz)
年金制度の検討における定量的評価(シミュレーション結果)
ところでそもそも消費税導入時に(略)
百字では足りないのでここで補足。
消費税導入時に、高齢化やら福祉やらに必要だと言っておきながら、実際にはそっちにはあまりほとんど回っていない消費税。(医療・福祉財源はマイナスシーリングで自然増分すらろくに確保できていない。) 今回、また色々言って税率を上げたとしても、本当に年金給付とかに回すのか? 年金特定財源(笑えん)としてホテルやらリゾート施設などを作ったあげく、リストラとか称して大資本に叩き売りとかゆー、どっかで聞いたようなオチにはなるまいね? (^_^;)