このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

「まずデフレをとめよ」岩田規久男編/日本経済新聞社

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Amazonのレビュー(masuda氏、mazuda氏、ケインズ氏、ブー太郎氏、子母原心氏、さつまいものニョッキ氏、荒渡良氏、カスタマー氏(←いかにもステハン)、計8名分)

bk1のレビュー 子母原心氏 アキノ氏



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目次(項目の後の括弧内はその章の執筆者)



第一章 金融政策を大転換せよ(岩田規久男)

第二章 デフレはどれぐらい日本経済を蝕んでいるのか(岡田靖)

第三章 新日銀法下での政策決定と論争地図(安達誠司)

第四章 構造問題とデフレーション(野口旭)

第五章 歴史に学ぶ 大恐慌と昭和恐慌の教えるもの(若田部昌澄)

第六章 ゼロ金利下でも有効な金融政策(高橋洋一)

第七章 日銀の独立性と決定権(野口旭)



※より詳しい目次はJBOOKにあります。



わが国リフレ派の代表的論客らによる論争概観と政策提言の書。リフレ(インタゲ)政策への反対論に対し網羅的に反論が加えられ、根拠がないか弱いことが明らかにされる。



現代の標準的な経済理論による解説が多くなされているが、要所でグラフが用いられているなど、入門者にも比較的理解しやすい構成となっている。デフレでは構造転換が進まないことも論じられているので、デフレで痛みを感じている人はもちろん、構造改革を進めるべきだと思っている人にとっても必読の書と言えよう。



日銀総裁交代を睨んで書かれた本のようだが、現総裁はこの本がすすめるほどの強さでは金融緩和にコミットしていないのが残念である。