…または、昨日の日記が書けなかった理由。
31日朝、連れ合いから呼ばれる。
「ここに写真を入れたいのだけれど入らないのよ。やり方教えて。(^_^)」
見るとwordで何か書いている。「何それ?」「年賀状よ。(^_^)」「え゛?(^_^;)」
土壇場になってから年賀状が書かれているのに驚いたのではない。それはいつものことだから。連れ合いは年賀状書きソフトを持っていたはずだがと思いつつ、ほとんど使わないwordと格闘するが、いつもと違って今日はやり方の見当すら付かない。
「お前、年賀状書きソフトはどーしたんだ? 何もwordなんぞで年賀状書かんでも。(-_-;)」
「それがね、去年専用らしくて2005年と入れられないのよ。」
…いくら何でもそれはないだろう、とか思ったが、気を取り直して次の質問。
「ワードはメリケン産だから縦書きだの何だのは苦手だと(聞いていることを)言ってなかったか? なんで一太郎を使わないの?」「ワードで書きたくなったのよ。」って、それでハマってりゃ世話ないじゃん。m(_@_;)m
「緊急時に慣れないソフトなぜ使う? (^_^;)」とか言ってみてももう時間がない。こういう時のために、近所の店での年賀状ソフトの発売状況やら、wordの本がたくさん売られてることやら、プリンタが寿命なら買うべきことやらまめに色々伝えてあるのだが、そういう繰り言を大晦日に言ってもしょうがないので「じゃ店の開くのを見計らって年賀状ソフトを買いに走ろう。」と言うと、毎年買わされる仕組みになってるようなもん買いたくないとのたまう。じゃword以外で書けと言うと、ここまで出来ているのだからあなたがなんとかしろという。それができればとっくにやってるって。(;_;)
連れ合いも私に負けず劣らずの貧乏性なので、金をかけずになんとかしたいと考えているようなのだが、あいにく私には金はもちろん、wordのお勉強にかける労力も持ち合わせがない。「金をかけたくなければ勉強しろ。勉強している暇がなければ金で解決しろ。これはトレードオフの法則といって、経済学の教科書のトップに書いてある。」とかいいかげんなことを言って新しいソフトを買うように促すが、作業の遅れでパニクっている彼女に通じるはずもない。しかたなくまた悪あがきモードに入るが、結局どうにもならない。
で、ものが大晦日の年賀状だけに、まずは店が閉まる前にと思って年賀状ソフトの最新バージョンとプリンタを入手して万一に備えてから、パソコンの中から古い年賀状ソフトを掘り出す。「去年使ったのどれ?」「憶えてないわ。」どうも毎年ソフト変えて書いているらしい。ここまでくると私にはどうにも彼女の考えの理解のしようがないので、パソコンの調整をするフリをしながら今までに聞いていたレイアウトと書きたい本文のテキストを元に掘り出した古いソフトを使い、5分で適当な年賀状をでっち上げて古いプリンタで印刷して渡してみると「あ、字がちょっと小さいみたいだけどそれでいいわ。」って、そーですか。m(_@_;)m だったら来年からは自分でやろうと思わずに、下請け(私)に丸投げしていただきたく思いますです。m(_@_;)m