このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

出費は続くよどこまでも

メインマシンのデータ用HDDはミラーリング(2台のハードディスクに同じデータを書き込んで、故障によるデータ消失の確率を下げる方式。)を組んであって、ふた組あるうちの、元メインデータ用だった古いひと組の片側が危ないという警告が管理ソフトから出だした。古い組に入れてあるデータの多くはカスとはいえ消えるとなると惜しい。悪い方を切り離してシングルドライブで使う手もあるが、同じ時期に買ったいい方が故障するのは時間の問題だ。悪い方と同じ容量のドライブを買って入れ替えれば今まで同様に使えるが、今さら2TBのドライブを一台買うのも馬鹿らしそうだ。というわけで、価格コムのハードディスクコーナーには容量当たり単価で並べ替える機能があったのを使って、容量の割に安いドライブを探したところ8TBのものが最安だ。これを買った場合、今のふた組の容量の合計は3+2=5TBなのでひと組にまとめて使い勝手が良くなる上に容量的にも十分な余裕ができる計算になる。問題は、今は二台買い揃えるカネがないことだ。

そこで、給料日になって金が入ると同時に通販サイトに直行し、調べた時と条件がほぼ同じ(詳しく見てはいない)なのを確かめてポチり、明くる日に入金。発送元が関東だったので2日かけて入荷。

空きポートに繋いでひと組目のドライブのデータをコピーする。パソコンの前を離れても勝手に終わってくれるかと思ったらさにあらず。時々エラーで止まって入力というか判断を求められる。そんなこんなでひと組目のデータのコピーに足かけ三日かかる。ディスク同士のコピーは時間がかかるというのはハードディスクの容量がメガバイト単位だった時代からさんざん経験してきているが転送速度も上がっているので数日かければたいてい終わるというのは変わらない。

ふた組目も二・三日かかるかと思っていたら、ややこしいデータがなかったようでエラーで止まることも少なくこっちは一日で済んだ。

面倒くさかった旧ドライブの撤去と新ペアの入れ替えを終え、いよいよペアの再構築である。これがまた時間がかかる。途中で電源を落としても起動した時には続きからやってくれるので終わるまで普通に使っていてもいいのだが、組に同じデータが書かれた状態でないとなんか不安なので夜通しパソコンを動かして処理。これはエラーで呼び出されるわけでもないのに足かけ四日かかった。というか、三日で終わったと思っていたのだがシャットダウンして次に起動したら8割の進捗が表示された。

かくして無事にメインマシンのデータの安全は確保されたが、出戻りパソコンの再生その他を行うための通販巡りが始まっていたりするうえにメインマシンの電源が突然落ちて再起動がかかるというトラブルにさっき見舞われたりもしたので、パソコン性金欠病から逃れられる見通しは当分ないのだった。