このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

感温ボールペン

百均で買った10本入りボールペン(つまり一本税抜き10円)の調子が悪い。最初はなんとか書けるが、すぐにインクが出なくなる。しばらく休ませると使えるようになったりするが長くは持たない。

中には、インク自体は満タンなのにまったくインクが出なくなったものもある。だがそのままゴミ箱に放り込むのももったいない気がしたので見分けやすいようにそいつには「不良」と書いたラベルを貼っておいた。

このボールペンはガワの作りにも問題があるらしく、折れるような方向に力が加わると縦方向にみしみしとひびが入るし、特に力を加えた憶えがなくてもインクがなくなる頃になるといつの間にか縦方向に割れ目が入るので、ひびだらけのボロペンもといボールペンとインクの残っている芯とでニコイチにできるのではないかという下心は、もちろんある。

休ませると使えるので、複数持っていってとっかえひっかえ、ということをしていたのだが(そこまでして十円ボールペン使わんでも。→俺)それでは言うことを聞かない場合もあって、そういう時は6~7十円で買ったゲルインクボールペンの出番となる。(百均のを捨ててそっちだけ使えよ。→俺)

そして今日、書けなくなったボールペンを復活させるには休ませただけではだめで、ポケットに挿して少し経つと復活することに気付いた。

さてはと思って「不良」のラベルを貼っていたボールペンをポケットに挿してしばらくしてから試すと、見事にインクが出る。これはたぶん、寒さで固まっていたインクが体温で緩んだに違いない。

それにしても、九州の冬の寒さで固まるボールペン。北国ではきっと返品の嵐に見舞われるに違いない。