このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

電池の叫び

住宅用火災報知器が突然大声でしゃべり出した。「電池切れです」

付いているボタンを押したら黙ったが、忘れた頃にまた大声。頭にきたので取り外して電池のコネクタを引っこ抜く。

電池の品番を調べて替え電池の値段を調べたりしているうちに、てっきり煙感知器だと思っていたのに実は熱感知器であるのに気付いた。ガスレンジから離れた場所に家主が付けていったあとから熱感知器を買い込んでレンジの近くの天井に自前で付けていたのでどうしようか迷ったが、いずれにしてもこの火災報知器は家主(町営住宅なので役場)が付けたものなので、勝手にどうにかするわけにはいくまい。おまけに、できれば煙感知器に換えてもらって熱と煙の二重警戒態勢にしたいところだが、複数の事情や要望を順序立てて電話する頭脳の持ち合わせはないので家主の所に出かけていって電池切れの事実を伝え、家主責任で交換することになっていることを確認し、別の所に熱感知器を付けてあるから煙感知器に付け替えて欲しいという要望を伝えた。

要望は通り、予約を入れていた今日、係の人が来て交換していった。

「今日の所は煙感知器を付けておきます。色々やっておられるようですが、安全管理上(元の)熱感知器に挿し変えることもあり得ますのでご承知おき下さい。」とは担当者の弁。「わかりました」と言いはしたものの、それならなんで部屋4つに火災報知器3つしか付けていかないかとか(付けられなかった部屋には自前で煙感知器を付けてある)、設計図は持っているはずだから初手でもっとふさわしい場所(レンジの近く)に配置しないのか、とか不穏な考えが頭をかすめるのを止められない。貸家に店子が火災報知器を勝手に増設するのは本来アウトかもしれないのに、やっかいな賃借人の俺である。