このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

ウクレレ欲しい症候群

数日前から通販サイトでウクレレを見ている。

きっかけは、黒崎メイトの5階にある古本屋でピアノの教本を衝動買いしたことだった。

昔ピアノを弾こうとしたことはないわけではない。古くは小学校の教卓の脇にあったオルガンが鍵盤楽器との遊びはじめだった。が、まともに習ったわけではないので、タンタカタンのスッタンタンのメロディを探り当てて、白鍵だけのものに転調できないことを確認したくらいで終わった。

高校時代に合唱部で教則本片手に遊んだが、ドレミファソ、からラに滑らかに繋げずそこでコケてしまった。ついでにいうと、左右の手を独立に動かす必要がある両手での演奏はもう端から無理な世界だった。

同時期くらいに挑戦したギターは、バレーコード(一本の指で6弦同時に押さえる。)の所で腕力的に挫折。

成人後に音源+制御プログラムでBGMを鳴らす方向に行き、PC-8801にミュージックインターフェースボード(ファミコン風の音を6音同時発声可能)とかで遊んでいたのは、それまでの楽器関係総崩れの経験によるところが大きい。

ちなみに、元妻がヘッドホンで練習するために買ったシンセサイザー(MIDI端子付きの高いのを無理矢理選ばせた)で、格好いいと思っていたキャプテンハーロックの主題歌を採譜(ってゆーのか?)したらもののみごとに演歌に多用される「ヨナ抜き短音階」で驚いたのもこの頃である。

ピアノ教本を買った後は、まだ買っていないシーケンサーソフトの入力デバイスとしてミニキーボードでも買ってみようかとか妄想していたのだが、あらかじめ音を鳴らす順番だけ入れ込んでおけばエアショルダーキーボードか何かでライブの真似もできやしないかとか色々妄想が膨らむ。しかし、メモリに入れていない曲のリクエストが出たらアウトである。

対して、普通の楽器をまともに練習してうまくなりさえすれば歌詞カードに書かれたコード表を追うことでそれなりに格好が付きはしないか。ギターが弾ける友達がやっていたように、だ。

だがギターは腕力的に弾けないことが確定しているので再挑戦する気はない。ショルダーキーボードはどうやって弾けばいいのかよくわからない。弦楽器系で行くならバレーコードのない=弦が4本以下なのが絶対条件。ポピュラーなのはベースギターかウクレレ。弦の数だけで言えば三味線もアリだが、フレットがないのが地味にキツそうな印象なので候補から外す。

三味線でロックを奏でるとリズムと音色が調和して超絶カッコイイのだが、それは弾ければの話。

ベースギターはソロで決まりそうな印象がないのに対して、ウクレレならソロでも他の楽器との合奏でも行けそうに見える。(音楽素人のイメージです。正しいとは限りません。)

そういうわけで、価格コムとかでウクレレのカタログを見たりしているのだが、うっかりするとポチってしまうから気をつけないといけない。ピアノ教本を含めた積ん読未読本があと数冊あるし、お金がないのに加えて買い物待ち行列がゼロになっているわけではないからだ。