このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

経済思い付きメモ

大門実紀史のMMT論を見てもにょったことどもをメモしておく。あらかじめ断っておくがオチはない。(他の書き込みだって落ちていないと言う苦情は受け付けない。)

管理通貨制度には金や銀などの金属貨幣における蓄蔵貨幣あるいは貴金属製品に見られたような通貨量の自動調整機能?はない。(新日本出版社資本論」第一巻P.228注らへん。)

従って、必要流通量に見合う通貨は、管理通貨制度下では経済状況を予測しながら人為的に作り出されねばならない。

黒田答弁(要旨)

MMTによれば、財政出して中銀がファイナンスしてもハイパーインフレにはならないと言うが実例はたくさんある。



メモ:んだば、日本は中銀が金を出し渋っているか財政が足りないかのいずれかではないのか?

大門氏は異次元緩和の手仕舞いのすすめをしているが、好況あるいは高インフレ時と違って現在の景気はまだ良くはないので、通貨の流通速度もさほど高くないと思われる。言い換えると、産出高が同じなら、不況期の今は好況時よりたくさん通貨が必要なはずで、今あえて手仕舞いに走ると不況が深化しかねないのではないか。



俺が「異次元」政策に持っている異義は、国債だけでなく株に手を出したところ。国債買い入れ→市中の国債が不足→新規国債を発行する、というサイクルを十分回したがうまくいかない、というのであればそこで初めてケチャップを買う話にならなければならないと思うが、どうも、国が発行する国債が足りないので、このペースで買ったらいつごろには市場から国債が消えるとかそんな話が初期段階から出ていた。市中から国債が無くなる前に新発債をどんどん出して公共事業を打てばよい。ただ、労働人口構成が高齢化しているから建設に偏重して出しても体が付いていかない部分はある。やはり老人ホームの職員だの保育士の待遇改善とかに突っ込むのがおすすめなわけで、そういう職種は低賃金=消費性向が高いから、乗数も高い。



過小投資の場合とかなら大金持ち減税も意味があるだろうが、今は、家計の購買力が疲弊していて投資して作ったものを買って貰えない世界なんだから、購買力がない層への再分配こそが必要なはずなのだ。

今までのリフレ理論も、いろんなこと言っていましたけど、結局株価上げるために使われたんじゃないかと私は思っておりますので。(大門氏)

こう勘繰られるのは無理もない。多少お金が回ってきても貧民はそれ以上に搾取・収奪される。再分配の果実はごく一部の大金持ちが刈り取っていく、という状況が続いている。

リフレ策は賃金の上昇が目的の一つなので奴隷の輸入は論外、というのも繰り返しておこう。

続かない(たぶん)