このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

メインマシン壊れる

1日朝にマシンのスイッチを入れるが起動しない。電源が入ったと思ったらすぐ落ちるを繰り返してBIOS画面にもたどり着けない。症状と、簡易的な構成変更試験でも改善のきざしがないので大規模修理の予感。いや、マザボはDDR3最後の世代なのでCPU+マザボ交換となったらメモリも一緒にということになり、高いものにつきそうだという悪い予感が頭をよぎる。

電源の入り切りの繰り返しという症状から必死でググるもその場合こういう故障の可能性が高いとかのヒントは見つからず最小構成から試せとかの普通の修理手順しか出てこない。

手持ちの電源を繋いだら起動しそうだったので電源が怪しいと睨んで買いに走り、交換。ところが組み付けてみたらどうやっても起動しない。色々試したいところだったが体力を削られるのを避けようと就寝。

2日、バイトに出かけるための作業はなし。帰宅後に試すと以前はスイッチが入ってから一瞬回って低温の間止まっていたCPUファンがピクリともしないのと、ケースファンの一つが回らないのに気付く。CPU用ではないが4ピンのファンが手元にあったのでCPUファンのヘッダに挿してテストするとそっちは起動時に一瞬回る。ファンを変えれば復活の可能性もあるがわずかだろう。

3日、見込みの薄いCPUファンを試すかマザボ等を諦めて損切りに入るか悩む。中古部品で修理を試みる方法もありそうに見えるが、ものが古いので市場から消え失せているらしいことを昨日の検索で確かめているので買い換えならやはり新品一式しかない。

とりあえず安いファンを見つけて突撃したがやはりハズレで、あとはマザーかCPUしか故障地候補は残っておらず、CPU・マザー・メモリ(世代交代のため流用できない)Windows(現行の10は8.1からの無料アップデートだが、主要部品が入れ替わると無料アップデートが無効になるらしいため)の、最低4点は買い換え必至で、推定15万円コースである。

他にレガシーPCI(ってゆーのか? PCIeじゃないやつね。)の絶滅のあおりを食ってサウンドカードも要交換と判明。昔、ISAの乗ったマザーを使っていた頃、ISAのサウンドカードのジャンクを嬉々として集めたが後にISA絶滅大量破棄となった悪夢がちらりと頭をかすめる。

4日。故障機を触っていたところで直るわけではないので、買い換えた場合最低あと一週間かかるだろうと思いつつパソコン店の通販サイトを回って購入するパーツを選定し発注。今日は日曜で金融機関が開いていないが、払い込んだら予備費口座の残高がなくなる予定。

5日。メインマシンのパーツ代を支払ったら口座の残高が100円台になることが判明したが、そこまで攻めて計算したわけではない。

鯖機にはRSSリーダーを入れない方針なので寝床マシンで確認していたら不覚にも寝落ち。朝方送金したところ昼過ぎに入金確認が入電。夕方には発送通知と意外に動きが素早い。このぶんでは早くて明後日には入荷だろう。しかしハードが手に入ってもソフトのセットアップで一週間は見ておかねばならないだろう。

6日。マザーを撤去してぽっかり開いたメインマシンの土手っ腹を見ながら過ごす。荷物追跡サービスのステータスが一日中きのうからの「受け付けました」のままなのが気がかり。いくらなんでも翌朝には動き出すはずだと思うのだが…。

7日。荷物のステータスがうちの島内の移動に昨夜変化した。昨日のうちに着営業所に電話してドライバーさんが5階に上がってきて空振りという事態を避けられるように手配はしてあるが大丈夫だろうか。

配達は仕事が終わってからの昼にやってきた。幸運にも空振りはしなかったようだ。ケースの外で慎重に組み付けたところ壊さないで済んでいると思われるが、まだ先は長い。

8~9日。ケースに入れるのに悪戦苦闘というか入らない。前のマザーでメモリ増設の時に無理に押し込んだことが壊れた一因の可能性が否定できないので無理しないことにして増設シャドウベイ(このページの一番上のアイテムのようなものを付けてある)に載せてあるHDD二台を取り外す。この作業を避ける理由は非正規品の増設物だけに対応する場所にねじ回しを入れる穴が開いておらず指先がひん曲がりそうな作業を強いられるからだがこの際ぜいたくは言っておられない。HDDを外すとあっさりマザーが入ったが、その後HDDを組み付けるのは外した時の三倍以上の手間がかかったのは言うまでもない。

そのまま旧接続・旧HDDで起動させるとなんと立ち上がったがもとのように動くわけはもちろんない。

このケースを買った当時は長いHDDケーブルがたくさんあったのでケース上部にあるシャドウベイにも簡単にHDDが据え付けられたのだが、アクセス速度が上がって規格がシビアになった今はケーブルが届かないことがほとんどである。

10日。無理矢理起動の後Windowsから「デバイスにプロダクト キーが見つからなかったことが Windows によって報告されました。」とかなんとか言われる。そら来たと思って購入したWindowsのプロダクトキーを入れようとしたが思い直してもとのWindows8.1のものを入れたら通った。(参考その2)

それで話が終わるわけではもちろんなく、デバイスドライバの総取っ替えみたいな作業を強いられる。

RAIDがひと組認識されないうちに片割れに書き込んでしまうというミス(当初RAIDをサポートしているインテルではなくサードパーティの方のポートに繋いだ)を犯したので仕方なくバックアップ用のドライブを買いに走る。

システムドライブはあらかじめ別ドライブを注文してあったがとりあえずこれでクローニングする。

バイスドライブをほぼ入れ込んでクローニングし新しいディスクから起動。これでソフト全部を再インストールという破局の事態は避けられる見通しが立った。(というか、何を入れたかなんて全部憶えているわっきゃねーよ。orz)

しかし、新システムディスク(SSD)に入れ替えたマシンにデータ逃がし用のドライブを繋ぐと起動不良に。色々試すが直らない。どうやら何かの拍子にシステムが壊れたらしい。

それにしても、金がなくてSSD化は無理だと書い自転車を買い換えた直後に全蓄えを吐き出してパソコン強制買い換えになるとは思っていなかった。orz

金がかかったのはなんとかメインマシンの最低仕様を満たそうとしたためで特別ぜいたくをしたわけではないつもり。たとえばCPUは古い世代のものが乗っているしメモリは容量こそ多めに積んであるが速度は遅めである。

11日。クローニングをやり直して起動すると無事動いた。この段階で大胆に作業を整理。幾つかの問題点には目をつぶってしばらくこのまま運用しつつ解決策を探すことにする。

仮解決した問題点

ディスプレイの表示乱調は一時解決していたが再発。こんどはメインディスプレイ以外のケーブルを全部抜いても改善しない。マザー内蔵のディスプレイコネクタが旧マザーではDP,HDMI,DVI-Dだったのが今度はDP,HDMI,D-Subとなっているので、たぶんD-Subが問題なのだと思われる。このポートを殺せないかと色々やってみたが駄目。仕方がないのでHDMIで接続したらせっかく新マザーで60Hzが選べるようになったリフレッシュレートが最大30Hzと半減するはめに。

未解決の問題点

(1)UEFI起動にならない。起動ドライブのパーティションテーブルがMBRなのが原因らしくこれをGPTにしなければならない。Windows付属の「MBR2GPT」というツールでできるという話だったのでやってみるが「Cannot
find OS partition(s)」というエラーを吐いて変換に失敗する。なんだよOSのパーティションがないって。お前どっから起動されたと思っているんだ?

データ吐き出し用のドライブのチェックや検証はこれが終わってからである。

(2)安定性を欠く。昼食のあとスリープから復帰させたら固まっていた。で、手動で寝かせてすぐ起こしたら正常に復帰したので原因あるいは再現条件はわからない。

(3)いつのまにか復活していたTMIDI Player上のTiMidity++が死んでいる。(MIDIせれくたー上でも見えない)

(4)増設シリアルポートの番号を振り直そうとするとその番号は使用中だと怒られる。Ghostbusterで旧マザーで使っていたポートを消しても事態は変わらなかった。

未着手の問題点

ポートと実態の対応確認および必要なら直す。たとえばUSB MIDIポートと音源の対応など。

決算

最初のころの行動に付けられたリンクの先ははてなハイク。ブログ下書き用のホームページビルダーはメインマシンにしか入れていないのでブログにちまちま書いていく手が使えない。それでハイクにメモを残した。

故障から主要部品の入手まで7日、今日このままトラブルが起きなければ、入荷から仮復旧まで5日、故障初日から数えて11日目と、心臓部(別件で訪問してこられたケースワーカーさんに「マザーボードかCPU」と言った直後に「それって何?」と聞かれかかったので先回りして「つまり心臓部」と言い換えた。)が壊れたにしては爆速な復旧であろう。

あとはふたたび予備費が都合できる前に洗濯機が逝ったりしないことを祈るのみである。