このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

ある日の面接

国の緊急雇用なんちゃら特例交付金による事業の求人が出たので応募、面接に出かける。



年齢、学歴、免許不問で「簡単なパソコン操作のできる方歓迎」ということだけが条件である。職安で聞いたところ、定員10名に対して申し込み時点での倍率は1.5倍程度だというので、未経験の職種だが可能性ありと判断して受けてみることにした。

が、雇用形態が「登録型派遣」になっており、派遣登録をしないと仕事の紹介はできないと言う。登録後に社内審査を経て行けるかどうか決まるというので、もしかしたら職安から新たに応募した人だけでなく、既に登録済みの人たちも対象になるんじゃないのか?
だとしたらたぶん競争率1.5倍どころではない競争をかいくぐらなくてはならないはずで、到底勝ち目のある話ではない。

帰りにもらったチラシの中に、民間職業紹介所の登録の案内が入っていて、登録すれば全5社から仕事の紹介が受けられ、当社もこの一員だと言うのであるが、



実はそこには既に数年前に登録済みであるにもかかわらず、電話一本すらあったためしがない。orz



まとめて登録したはずの所から連絡が来ないのに、そこの一員の会社に新たに個別登録したからといって仕事が来るとはとうてい思えなかったりするわけだが…。

そんなの聞いてない

それでもめげずに登録を申し込んだ私に待っていたのは、パソコンスキルチェックという名の試験であった。



科目はワードにエクセルに文字入力。一般事務は事実上女性の独壇場なので、パソコン事務が主力になる仕事に就ける可能性はなかろうし高くて買えないこともあって、ワードとエクセルには去年の講習でしか触ったことがない。必死で対応するが当然ろくな成績はあげられない。



文字入力もタッチタイピングではなく無手勝流二本指打法では知れたスピードである上にFEPが慣れたATOKではなくMS-IME。これまた無惨な結果が俺を打ちのめす。

この成績で、既登録の人を含めた人たちと競争になるのだとすれば、勝負になる気が全くしない。戦う前から敗残者の気分であるが、パソコンを使うからということで就労支援者の方からこの仕事をすすめられた時点でこの種のオチはある程度予想してあった。



求人票の仕事内容には倉庫整理のようなことも書いてあるので、履歴書にフォークリフトやらクレーンやら玉掛けといった資格を並べてあったのである。( ̄^ ̄)



…しかし、それでメシを食ったことはないので、登録票の職歴欄には書けなかった。伊達資格であることはバレバレであるし、現場にその種の設備がなければ意味がない。m(_@_;)m

アフターフォロー?

無惨な試験結果に意気消沈する俺を、帰りに貰ったパソコン講座のチラシが慰める。初心者向け無料講座(といっても通うには電車代が要るが。)や、有料の、ワープロ表計算の検定受検に向けた講座や、通信講座など。もちろん今回登録した会社が、スキルアップ支援として行っているものであるが、受講料をひねり出すメドがないのはもちろん、職種的に性別が合わないのが俺にとって致命的であるorz



私の直前に面接を受けていた中年男性は、この講座を受けるのだろうか、それともその必要がない位の高得点をマークしたのだろうか。ちょっと気になるところであった。