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なんちゃって冷風扇の制作

暑い季節になると、エアコンと同じ原理を使った冷風扇がよく売られているが、水の気化熱を利用し、冷えた空気を当てるタイプの冷風扇もある。エアコンが高嶺の花だった時代に(いあ、私には今でも十分高値の花なんですが。orz)代用品として流行ったのだが、言ってみれば加湿器みたいなものを使って涼を得ようというものだったためニッポンの蒸し暑い夏には合わず、エアコンの普及とともに脇に追いやられた。

昨年まで使っていた加湿器はハイブリッドタイプで、電気ポット式ほどではないが数百ワットの電気を食うため、今冬終わりに超音波式の加湿器の処分品を見かけた私はさっそくそれを確保した。


消費電力が少ないのが取り柄の超音波式加湿器欠点は、暖房の効いたところで使わないと気化熱が奪われてただでさえ寒い部屋がますます寒くなってしまう点にある。それでは、夏にそれを使うとどうなるか。いくらか温度を下げることができそうな気もするが、雨が降った昨日みたいに70%を超える湿度がある時に使うと蒸し暑さが増してしまいそうである。

しかし今日の湿度は50%台でこの季節にしては低い。気温は34度もあるが、湿球温度は28度位である。そういうわけで扇風機の後ろに加湿器をセットして回してみると、加湿器から出る霧がみるみる扇風機に吸い込まれていき、先の方では透明になって気化しているのがわかる。


加湿器の能力からいってさすがに湿球温度の28度近くまで下げるのは無理なようだが、普通ならモータの廃熱分扇風機の下流の方が高温になるはずなのに、上流(霧のない所)で34度の気温が、霧が見えなくなる下流では33度を下回っていることがわかった。

加湿式冷風扇(?)の広告では最大3~4度くらい下げるみたいなことを書いてあるので、それには及ばないまでも、超音波式加湿器と扇風機を前後に並べて同時運転するだけといういい加減な仕掛けでも、少なくとも効果ゼロではないことがわかる。

風に当たってみると、10年以上前にやった、室内干しの洗濯物群の後ろから扇風機(拾い物だった(^_^;))を当てる方式のなんちゃって冷風扇よりは心持ち効果が低いものの、洗濯物が乾いてしまうとジ・エンドだったためタオルだけ何度も濡らして使った手間を思えば、タンクに給水するだけでOkのこれの方が楽というものであろう。

22日追記(重要)

部屋内を流れる風の向きが変わったので移動しようと扇風機を持ち上げたら、畳がびしょ濡れになっているのに気づいた。

どうも、扇風機の後ろに吸い込まれた水滴が羽根に跳ねとばされて床に飛び散っているようである。orz


羽根に付着したりする所までは予想していたのだが、水滴は十分小さそうなので、十分短い時間で蒸発するだろうから床その他の場所に着くことはなかろうと思っていたのだが、甘かった。m(_@_;)m


ネタがネタなので真似をされた方はいらっしゃらなかっただろうと思いますが、実験される場合は必ず扇風機の前に超音波加湿器を配置し、時々床などを点検されますようお願いします。