読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

憲法集会(護憲派)に出かける

経済・政治・国際

今年の小倉の集会はちょっと期待はずれ。

ディベートガチンコ対決!護憲学生 対 改憲弁護士」」という企画があったのだが、どうにも間が悪い進行で面白くない。演出とか打ち合わせとかなしのぶっつけ本番っぽい様子だったが、テレビなんかの(って、実は持ってないからよくわからんが)「ガチンコ」は見て面白いように演出をするから面白いのであって、そういう仕掛けなしのしらけたぶっつけ本番など「ガチンコ」の名に値しないのである。(^_^;)

なお、脚本通りの進行だけが"演出"ではない。出演者の顔ぶれによって雰囲気を決めるのも立派な演出である。今回の企画であれば、予告先発みたいにあらかじめ主張のコアを出し合っておくとかするのも一つの方法であったろう。

それにしても戦後還暦を過ぎて、戦争放棄が決められるに至ったふいんき(なぜか変換できない)とかは歴史のかなたに忘れ去られているようで、改憲派役の弁護士が日本の貿易依存度の高さを取り上げて"シーレーン"(とは言わなかったが)防衛の必要性をぶち上げたのに対して、護憲派役の学生諸君が、大日本帝国が軍事力によるシーレーン確保に失敗したことと平和憲法下での貿易の拡大という事実を提示できなかったのは正直情けなかった。

おまけに、終了後のネタバレ(?)で、どの国が日本に戦争を仕掛けるのかと突っ込まれたら厳しかった、などと改憲役が言うので、やっぱ終戦直後の歴史は遠くなりにけりということを実感できて脱力である。

冒頭の劇でも徴兵制がどーのこーのというお決まりの話が出てきたが、現代日本で最も可能性が高いのは米国型の、貧困層リクルートするパターンのよーな気もする(しかし戦時の情報統制とかは前例踏襲もあり得るかも)わけで、ここは一つ「戦争の経済学(書評)」にも目を通してから出直していただきたいとか思ったのだった。(^_^;)