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袋小路

ニート・ひきこもり・失業 ポータルネット2006年01月11日無責任主義の日本人


戦後保守政治の特徴の一つは

いわく野党が反対するからとかいろいろないい訳で外交や内政をうまく仕切り、結果として日本型のコンセンサス社会を形成してきた

ことだ、との意見には大筋賛成。

で、その方向性にとっては、片方の大勝を招く小選挙区制の導入はマイナスではなかったのか、とか思う。個別政策の支持率ベースでは賛否が拮抗していようとも、なにしろちょっと目には圧倒的な支持があるようにしか見えない。以前ならば米国の軍拡やら派兵やらの要求を"受け入れたいのは山々ですが、ご存じの通り反対が強くって。なにしろ我が国は民主主義国家ですから、圧殺するわけにゃ~いかんのですよ。"とか言って巧妙に逃げつつ経済発展に注力することもできたのに、今はそうはいかないというわけだ。

合意形成型の政治は独裁型(あるいは英国モデル)に比べて何かと面倒だし動きも鈍い。だが、負け側の国民の意見も一定程度反映される分平均的な士気は高くなるだろう。無視できない反対派がいる問題については諸外国の要求をご都合主義的に蹴っても問題にされにくい分政策選択の自由度も高い。小選挙区制で一気に雌雄を決するより、比例代表制(それが無理なら最少3人、最大5~6人の中選挙区という以前の方式)で選ばれた議員達がちまちま調整を重ねていく方が、わが国の国民性に合ったやり方のように思われる。