このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

国営サラ金のすすめ

ミッドナイト ホームレス ブルー2005年10月06日「ほっとけない 世界のまずしさ、ほっぽっとけ 日本のまずしさ」

ホワイトバンド運動の「ほっとけない 世界のまずしさ」という「世界」には、日本も入っているんだろうか? ホームレスやニートやフリーターの問題は貧困の問題でもあるんだけどね。日本人は足元にある貧困には眼を向けず、遠くばかり見ているからなぁ。

というか、日本のホームレス問題とかは貧困の問題ではないと思わされているからタチが悪い。貧困問題だと思うなら社会の仕組みに目が行くが、個人の努力不足とか甘えなら政府の手出しは無用だから、財政支出を絞りたい向きにも都合が良いのだろう。(そのくせODAとかの外づらがよかったりするのは多くの国民も政府も一緒ということか? (^_^;))

ホームレスのそれなりの部分が多重債務者だという話()を聞いたが、なるほどである。やはりこの際、一定の条件を満たす家計に日銀特融公的資金の低利貸し付けを行なうようにすべきではないか。一定割合は回収不能になるだろうが、それによって消費を下支えできるし、景気を回復させれば高率で回収もできるだろう。



民間というかサラ金会社は失業者とかの高リスク顧客にはそれなりのリスクプレミアムを付けないと恐くて融資できない。金利規制で対応する方法もあるが、それだと借りれなくなるのがオチ(参考資料)なので、その手の顧客には返済能力を損なわない程度の低利で公的資金融通しようというわけである。



失業者などには福祉的対応をする方法もむろんあるのだが、昨今は障害者相手にすら給付を与えるのは評判がよろしくない現状があって難しい。民間なら採算の取れない顧客を扱う国営サラ金なら給付ではないし民間と競合するわけでもない一種のすき間産業(笑)なので、広く賛同を受けられるのではないだろうか。