このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

自然な通貨制度のあるべき姿

もしお金がない世界で貯蓄をしようと思ったら、モノ(生産物)を蓄えるしかない。そしてたいていの生産物は、放っておけばそのうち腐る。野菜や果物が腐るのは言うまでもないが、パソコンのような堅物(ハードウェア)だろうが家屋のような耐久財だろうが、腐るまでの時間が違うだけで腐ることに違いはない。(そしてこの世で最も腐りにくいものは金(きん)なので、つい最近までこれがお金(かね)に使われていたわけだ。なお、金貨も年月が経てば腐らないまでも摩耗はする。為念。)



だからもし"自然な通貨制度"を作ろうというのなら、他の全てのものと同じようにお金も腐るようにしなければおかしなことになるだろう。



実はこの考えはシルビオ・ゲゼルという人によって提唱され、実用化もされたのだが、スタンプを押すという手間がかかる方式だった。(参考:Bewaad氏のFAQ)

しかしインフレターゲットなら、物価上昇率を睨みながらお金の量を増やしていくだけで同じ効果が得られるので、とっても経済的に"自然な通貨制度"が実現できるわけである。