右往左往(続サヨか?)

参照:28日

大石英司の代替空港2005.10.30左翼&ipod※ 70年安保の想い出


…って、全共闘うんぬんは70年前後を指すのか? m(_@_;)m

自分が念頭に置いていた時代はその一昔かそれ以上前。m(_@_;)m


60年だと57年生まれの自分は3歳だから安保の記憶があるわけじゃないんだが、小学校入学(63年)~65年(7~8歳:せいぜい小三)くらいまでなら、人海戦術での田植えとか路上の馬糞とか、通学路でそういう状況を目にしていた記憶があるので、60年安保以前なら間違いなく発展途上国的貧乏の世界が日本にあったと言ってよく、全共闘とかで念頭に置いていたのも60年台前半までの話だったりするのだ。


60年ほどの盛り上がりを見せずに(って60年は記憶にないけど)70年安保が終わった、と記憶しているのは大石氏と同じです。


で、先日のコメント欄を補足します。(括弧内はその状況から生まれる考え。)


ひとくちに貧乏と言っても、2つの状況が存在します。前回発展途上国の経済状況」と呼んだのは後者(2.)であり、現代の状況は前者(1.)です。


1.排外主義あるいはファシズムの醸成条件は不況あるいは失業の長期化。(仕事に就けない。→誰かが俺の就くべき仕事を奪っている。)

2.マルキシズムあるいは革命が流行る条件は労働強度が高い割に生産が低い状態の持続。(働けどはたらけど…。→誰かが俺の労働の成果を奪っている。)


日本経済が戦前のピークを上回るのは55年頃ですが、戦前時点で米国との国力の差は10倍以上あったと言われていたわけですから、少なくとも55年時点の日本はまだ貧乏国家の域を出ていなかったと評価して良いかと思います。


おおざっぱに調べたところ、70年と60年のGDPは名目ベースで4.5倍の開きがあります。(資料)高度成長をやるためには労働を含めた生産資源をフル活用する必要がありますので、60年位までの日本は2.の条件により近かったと考えられます。


現在の、失われた十ン年の日本や、世界恐慌期の日本は.1に近い状況にある(あった)と思われます。


GDPの増加から推して、70年は、高度成長の成果が目に見えていた(個人的実感ベースでも、牛馬による耕耘等の光景を見なくなった記憶がある。)と見られます。

自分は貧乏から来る左翼で、どっちかと言うとマルキストに近い人なので、上部構造あるいは思想を決めるのはその人の置かれた経済状況だ、という発想で論を立てます。対して、マルな素養(笑)のない人はそこらへん(バックグラウンド経済)を無視して論を立てます。小田嶋氏と私の着眼点の違いは、もっぱらそこにあるわけです。m(_@_)m