昨日のネタの元ネタとおぼしき文章の一つを見つけた。
そいつを"実名"で検索したところ、
学校の中でセキュアなネットワークを整備した上で、児童・生徒が自らのアカウントを持ち、実名でブログやSNSを用いて他の児童・生徒と交流することでネットワークへの親近感を養うとともに、ネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害等に対する実地的な安全の守り方も同時並行的に学ぶことが重要である。(斜体はBUNTENによる)
とある。
なんつーのか、プライバシー侵害に対する防衛法のその一は、不必要に個人情報を曝さないという所にあるのだから、実名(戸籍名)を使いつつ身の安全の守り方を学ぶことは無理というか、控えめに言っても困難だろう。政府の公式見解としてはお粗末というか、もはや支離滅裂である。おまえらそこまでして実名推奨したいのか?
参考リンク追加
■ [呪的闘争]総務省に親指突き立て、唾を吐け。 02:34
2005年06月29日 01時39分 匿名性高いサイト、「有害情報の温床」に
付記
木村先生の主張が色濃く出たものであって、総務省としては不本意だったのではないかと
推測しておられますが、木村氏の著作は2004/03、研究会の第一回会合は今年3月ですから、木村氏がこのような主張を行なうことは人選の段階で十分予測が付いた(言い換えれば、草案がこのように変更されることを見越して彼を入れ込んだ可能性もある)のではないかと思われます。
bewaad氏による推測の裏取り法は
総務省自身が義務教育レベルでのblogやSNSを推進すべきだと思っているなら、この報告書をダシにして必ずや予算要求や税制改正要望を8月末に財務省に出すはずです。
ということなので、文教予算とともに、警察関係(総務省所管)がどう動くかにも注目していきたいと思います。 :-p