小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作 (リンク切れの場合は公開終了。その場合は大学への基礎数学-雑記帳「小論文自動採点システム」に主要部分が引かれています。)
いやぁ、これってなんとなくヤバそーなとゆーか危なっかしそーだと思っていたら、仮公開されてる奴に無意味な小論文を食わせてテストした人が出現。(極私的脳戸「[極] 小論文自動採点システム、試してみたぞ。」)それで10点満点中9.7点を獲得。言い替えれば、意味内容はこのシステムの評価対象外とゆーかなんとゆーか。(^_^;)
仮にも"論文"の採点しようってのに、いくらなんでもそりゃねーだろ。
ところで採点に使うなら、当然採点基準の公開という形でタネ明かしがされるだろうし、されなければならないだろう。そうすれば、2ちゃんねるのニュー速+などでも指摘されているように基準に機械的に対応する訓練によって高得点を得る者が出てくることは避けられない(*1)。それに対応するため、人間が見て意味が通っているかどうか調べる必要が残るのなら採点の省力化にもなるまい。m(_@_;)m
この際だから、識者に徹底的にテストしていただき、笑える結果を続出させることで当分実用化は無理という確固とした評価をうちたて、日本語を防衛していただきたいとか思うのである。
というか、先生のヒイキで痛い目にあいつづけてきた暗い過去を持つ俺から見ると、そもそも小論文のように採点基準があいまいになりがちな問題で差が付きかねないことのほうがより大きな問題のような気もする。このへんは「評価基準の画一化は、あんまりまじめに頭を使わない受験生には喜ばれそうだ」とする先生側と私の感じ方が大きく食い違う部分なのだが、この問題はとりあえず無視。