このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

補助金が歪める企業行動

被災地復興掲げたDIO_2年3カ月で撤退_岩手 洋野コールセンターの場合



これほど露骨とは限らないが、補助金目当ての○○的事例はよく目にする。補助金が「正しい」インセンティブを与えるのならば問題ないのだとしても、行政なり政治なりが優遇税制や補助金などによって正しいインセンティブ設計が可能なのかという疑問は残る。



そこで、政治ないし行政による「正しいインセンティブ設計」が可能ならどうなるかを考えてみよう。いわゆる計画経済は市場に勝るパフォーマンスを叩き出すはずであるが、寡聞にしてそのような実例が観察されたとは聞かない。



ということは、補助金行政はよくて「穴掘って埋める」程度の効果、悪くするとリンク先のようなろくでもない結果しか生まないということになる。

この点に関してだけは経済的自由主義過激派に、俺がなるゆえんである。

安倍政権への愚痴あるいは不満

ついでに愚痴っておく。



以前、アベノミクス(リフレ)の目的は国民生活の向上なり実質賃金の上昇なりだということを首相が言わないといって愚痴った記憶があるが、最近は、言わないというより端からやる気がなかったのではないか、と、逆再分配てんこ盛りの政策を見ていて思うのである。



なんぼリフレされても、それ以上に逆再分配されるのでは意味がない、いやパートとはいえ俺にも仕事が回ってくるようになったのだからそこまで言ってはいかんのかもしれんが…。

即死と緩慢死どっちがマシか問題

勝間和代「なぜ野菜を食べない家は貧乏なのか?」

単純に因果が逆なのではないかとブコメしたが、この問題をちょっと補足しておく。



日銭がなくなって貧乏に即日殺されることのないように心がけるのが正しい貧乏人のあり方」、と書いたのはここだが、食べ物の選択についても同じことが言えるのであって、カロリー不足は飢え死にに直結するのに対して、野菜不足のリスクは即死ではなくて慢性疾患による緩慢死にしかつながらないわけである。



従って、主食も野菜もどちらも十分摂れるだけの金があるなら問題ないが、いずれかに事欠く状況にある場合、何を優先すべきかというと即死を避けられる方、すなわちカロリー優先の食事になるのは仕方がないのである。