被災地復興掲げたDIO_2年3カ月で撤退_岩手 洋野コールセンターの場合
これほど露骨とは限らないが、補助金目当ての○○的事例はよく目にする。補助金が「正しい」インセンティブを与えるのならば問題ないのだとしても、行政なり政治なりが優遇税制や補助金などによって正しいインセンティブ設計が可能なのかという疑問は残る。
そこで、政治ないし行政による「正しいインセンティブ設計」が可能ならどうなるかを考えてみよう。いわゆる計画経済は市場に勝るパフォーマンスを叩き出すはずであるが、寡聞にしてそのような実例が観察されたとは聞かない。
ということは、補助金行政はよくて「穴掘って埋める」程度の効果、悪くするとリンク先のようなろくでもない結果しか生まないということになる。
この点に関してだけは経済的自由主義過激派に、俺がなるゆえんである。
安倍政権への愚痴あるいは不満
ついでに愚痴っておく。
以前、アベノミクス(リフレ)の目的は国民生活の向上なり実質賃金の上昇なりだということを首相が言わないといって愚痴った記憶があるが、最近は、言わないというより端からやる気がなかったのではないか、と、逆再分配てんこ盛りの政策を見ていて思うのである。
なんぼリフレされても、それ以上に逆再分配されるのでは意味がない、いやパートとはいえ俺にも仕事が回ってくるようになったのだからそこまで言ってはいかんのかもしれんが…。