このポスターを夜陰に紛れて貼って歩くが、BUNTENが防虫吟強制市場介入班に捕まり、芋蔓式にフリーメイソン日本支部一斉検挙wはてな高齢者マーク(C)finalvent

限界効用

inoue0.exblog.jp2005年 11月 18日 100ドルPC



ちょっと前から話題の、発展途上国の子供教育向け安価PC

調達価格が100ドルになるか120ドルになるかは微妙なところだが、現物援助をしても、年間所得が1000ドルの家庭がこれを売りに出さないかどうかが問題になっているという。

これ見て思い出したのは、私がリフレを知って経済に凝り出す前にNIFTYのFKYOIKUで書いたバウチャー制度への感想あるいは批判の件。所得格差(再分配後)を放置してバウチャー配っても、闇市場ができて貧乏人は食い物とかと引き替えに教育券を売り、金持ちはそれを買いたたく。結局金持ちの子弟の方がより多く教育を受けられる結果に終わって現状と変わらないかより悪くなるだろう、と。



…頭のいい人たちがやっても同じような予測がされるのね。(^_^;)

子どもの未来に投資するか、現在の食料を調達するか、どちらを選ぶかは各家庭の自己決定権の範囲内だろう。先進国がやるべきは、必要にして十分な性能の安価なPCを製造開発することであって、それをどう使うかは被援助国の勝手だ。

そのときの私の考えは、結局所得格差を縮めるしかない、というものだったが、この場合異国間での所得格差の問題なので一国内での再分配とは事情が違ってくる可能性があってややこしいが、いずれにしても、どう使おうが勝手、とまで冷めた見かたをすることは私には難しい。PCを援助すると同時に、食えるだけの仕事を十分回す(対象国で労働集約的な産業に投資してその製品を買う?)といった工夫が必要になるのではないだろうか。

もっとも、語学教育をどうするかが一番の問題かもしれない。日本ほど教育に金をかけていても、Internetの英語を読み書きできる人間は総人口の1割もいないのである。

はーい。(^o^)/ 英語できない一人でーす。orz



そう。喋れない/聞き取れないのはもう仕方がない。仕方がないとしてもなお、読み書きもできないってのはなんとかならんのか、と、インターネットをやっていると切に思う。これでも中学高校と少なくとも6年も英語習ったはずなんだが…。(影の声:それはBUNTENの脳みそが壊れてるだけだよ。)

P.S.

経済ネタとしてはてなにこれを書くとすると、たしかこれが30日目の日記となって市民権獲得である。しかしよりにもよってこんな情けないオチのネタで…。orz